このほど、米メディアが「メラニア・トランプさんと息子のバロン君はホワイトハウスへの引越しを少なくとも半年は先送りするもようだ」と伝えた。その理由は決して夫婦仲の悪化などではなく、バロン君の学校生活への影響を懸念してのこと。1月といえばアメリカではスクールイヤーの中間期にあたり、「せめて現在の学年を終えるまでは、ニューヨークで学校生活を続けさせてあげたい」とトランプ夫妻は考えているもようだ。
しかし引越しまでの期間も、メラニアさんはファーストレディとしての仕事はしっかりこなす意向という。必要に応じてワシントンD.C.に出向く予定らしく、しばしの別居生活を始めても特に問題はないようだ。ちなみにメラニアさんは育児にとても熱心で、大富豪の夫人であるにもかかわらず乳母は雇わずにバロン君を育てているという。そんなメラニアさんについて、ある情報筋は『NYポスト』にこう話している。
「メラニアは、バロン君と本当に仲が良いんです。選挙戦の間にこれまで以上に絆を強くしたんですよ。」
だがトランプ氏の過激発言や女性蔑視コメントのリークもあり、バロン君が選挙戦の間に受けた心の傷はやはり大きかったもよう。メラニアさんはそんな息子を心配し、なるべく穏やかな暮らしをさせてやりたいと考えているもようだ。
そのバロン君だが、現在はニューヨークにある私立の学校にて勉強中。まだ10歳ながらゴルフを愛するバロン君はカジュアルな服装よりスーツを好み、学校では理数系の教科が好きなのだそう。また母の祖国スロベニアの言葉も話せるバイリンガルで、なかなか優秀だという。自慢の息子バロン君とメラニアさんの引越しを、トランプ氏はしばしひとりで待つことになりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)