プライベートジェット機内でマドックス君と喧嘩になったブラッド・ピットに見切りをつけ、アンジェリーナ・ジョリーが離婚を決意した―多くのメディアはそう伝えているが、実はそこに至る前に夫婦関係は破たん寸前だったというのが真相のようだ。

米メディア『People』によると、ブラッドはどんどん悪化するアンジェリーナとの関係に向き合うべくカウンセリングまで受けていたという。夫婦関係を改善するためには「何でもしようじゃないか」と考え、前向きに問題解決に取り組んでいたブラッドであったが、その試みもアンジェリーナの愛を取り戻すには十分なものではなかったようだ。

そしてついに離婚の話が出た際、ブラッドは子供達が受ける衝撃を心配し「ゆっくり進めよう」「密かに話を進めないか」とアンジェリーナに懇願。とにかく子供達の心の準備ができるまで待ちたいと考えていたというが、それをアンジェリーナは完全に無視してすぐさま離婚申請に至ったという。これにつきアンジェリーナ側の関係者は「必要だと感じたことをしたまで」とコメントしているが、双方の間で大きな意見の食い違いがあったことは間違いない。

ちなみに夫妻は子育て方針の違いから激突することも多く、「激甘アンジェリーナ　vs　厳格ブラッド」の構図がすっかり出来上がっていたもよう。時には言うことを聞かない子らに声を荒らげていたブラッドだが、一方のアンジェリーナは子供達に“お願いするスタンス”の育児法で、子供達が言うことを聞かなくても許すことがたびたびあったという。

そんな中ストレスも溜まっていたのか、ブラッドはフランスの自宅に滞在する時間が長くなっていたとのこと。そちらでアンジェリーナが目撃されたのは2015年の初め頃が最後で、最近では別々に過ごす時間が長かったらしい。

その後アンジェリーナは、ブラッドとマドックス君の喧嘩を機に離婚を申請し、ブラッドからの連絡を完全に拒否して今に至る。今後は財産分与、また子供達の親権につき話し合うとみられているが、400億円とも言われる財産については婚前契約書（プレナップ）にサインしてあったこともあり、醜い財産争いは回避できそうだ。

「彼の妻になれて、本当に幸せ」「彼は男の中の男というタイプ」―そう語っていたアンジェリーナの愛は、時を経て完全に消滅。彼への想いより子供達への愛がはるかに勝り、今は婚姻関係の解消、そして子供達の親権のみを求め、養育費も望んでいないと伝えられている。

出典：https://www.facebook.com/TouristMovie
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）