故ダイアナ妃との間にウィリアム王子＆ヘンリー王子という2人の王子をもうけたものの離婚、その後は昔から想いを寄せていたというカミラ夫人と再婚し、世界中を騒然とさせた英チャールズ皇太子。しかし、最近は逞しく成長した王子達、またウィリアム王子の妻キャサリン妃の人気もあり、あまりその存在が目立つことはなくなった。そんな皇太子の素顔とは、いったいどのようなものなのか。それを知るカギは、両親であるエリザベス女王、そしてエディンバラ公にあるようだ。

真面目一本の堅物に見えるチャールズ皇太子は、ウィリアム王子・ヘンリー王子も認める大変な働き者。厳しい表情で公務に取り組む姿もたびたび報じられているが、実は普通とは少々異なるものにユーモアを見出すことがあるという。

今年はカミラ夫人と揃ってフラワーショーを視察し、展示してあった王室メンバーの張り子人形を見学。小学生が心をこめて作った作品の数々を見て「ああ、上手だね」「頑張って作ったんだね」と褒めるどころか、ヘンリー王子の張り子人形を見てなんと大爆笑、よほどおかしかったのであろう、チャールズ皇太子は涙がこぼれるほど笑っていたのだ。

さてその皇太子の困った癖は「ここでは笑っちゃイカン」という所で笑ってしまうところだ。王子達が子供の頃には学校の発表会も見に行ったというが、その際もトラブルが発生するたびに思わず吹き出してしまったという。このようなシュールなユーモアセンスは英王室のメンバーに見られる特徴だというが、これに王子達が赤面したことは想像に難くない。

そんな皇太子は両親であるエリザベス女王、そしてエディンバラ公フィリップ王配の生き様を見て育ったというが、その幼少期についても以下のようにコメントし、英国民を笑わせている。

「この私は、猿と同じ方法で学んだんです。つまり、両親の姿を見てアレコレ学んだのですよ。」

父フィリップ王配はシュールと言うより豪快な人物で、思ったことをズバズバ言うタイプだそう。「妻のために車のドアを開けるだと？　そんなの、新車か新妻に対してだけ！」という名言も有名で、チャールズ皇太子よりもさらに“際どい”言動が多い。他の国々の皇室・王室とは、ずいぶん雰囲気の違う英王室。その人気が高いのは、それぞれのメンバーが個性的でユニーク、また極めて人間的だからかもしれない。

出典：https://www.instagram.com/clarencehouse
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）