海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】動物虐待を繰り返した女、泥酔し蛇の頭を切り落とす(英)

動物に対する虐待のニュースはあとを絶たない。今年4月8日、英シュロップシャー在住のジェニファー・ランプ(28)は泥酔して姉と喧嘩になり、飼っていたペットの蛇2匹の頭をハサミで切り落とし飲み込むという卑劣な動物虐待事件を起こした。今月18日、ランプに判決が言い渡されたことを各英紙が報じた。

シュロップシャーのチャーチ・ストレットンにある姉の家で暮らすジェニファー・ランプは、ビール7缶やウイスキーなどを飲み泥酔状態になり、姉と激しい口論になった。怒りが収まらないランプは、ペットとして自身が飼っていた全長2メートルにもなるボアコンストリクターとボールパイソンの頭をはさみとナイフで切り落とすという残虐行為に出た

血まみれのランプを見た妹が警察に通報すると、証拠を隠そうとしたランプはなんと蛇の頭を飲み込んだのだ。しかしすぐに吐き出し、自分のズボンのポケットに隠した。この奇行について、ランプは警察に「蛇の頭を手元にもっておきたいと思い直した。一緒に住む姉とうまくいかず、家を追い出されてホームレスになるかもしれないと思った。もうペットを飼える状況ではないと悲観しての行動だった」と話している。

RSPCA(英国王立動物虐待防止協会)の報告によると、警察官がランプのもとへ駆け付けた時には、頭を切り落とされたボアコンストリクターは出血しながらも息絶えてはおらず、ランプの首に巻き付き動いていたという。その後の取り調べでランプは「パイソンの頭は飲み込むのが簡単だったが、ボアの頭は飲み込みにくかった」と反省の色もまるで見せずに語ったそうだ。

ランプはこの事件を起こす数日前にも、夜うるさいからとハムスターを水槽に溺れさせて死なせたり、猫を手提げ袋に入れて長時間バスに乗って連れ回したうえに捨てるなどといった残虐行為があったという。

裁判でランプを弁護したサラ・クーパー弁護士は「被告はとても孤独で繊細です。精神疾患を抱え、現在うつ病の薬も飲んでいます」と述べた。しかしスー・ティレル裁判官は「この件は被告の奇行というよりも、非常に不愉快な動物虐待事件である」として、ランプに懲役4か月と執行猶予2年、5年間のペット飼育禁止を命じた。

出典:http://www.mirror.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)