見る人々をムカムカさせるようなゲテモノ系の飲み食い映像が、Facebook、YouTube、オモシロ動画投稿サイトといったところにたまに投稿される。彼らの中で最近ちょっとしたブームになっていたのは“生きた金魚”の丸飲み。これには動物愛護団体も黙っていなかった。
世の中には好んでゲテモノ系の飲み食いに挑戦し、それをオーストラリアが発祥の“Neknomination”という名のゲームとして、SNSサイトや動画投稿サイトに衝撃的な写真や映像をアップしている人たちがいる。さらに新たなるゲテモノに挑戦するライバルも次々と登場している。
こちらの画像は昨年12月下旬にYouTubeに投稿されたそんな動画のスクリーンショット。実は昨年末から金魚の丸飲みに挑戦し、その映像を動画投稿サイトで公開する人間が少しずつ増えていたのだ。一般の人はこうした動画に「ムカムカしてくる」と言い、食道や胃袋へのダメージや持っている菌が悪影響をもたらさないものかをひたすら心配するが、この通り女性までもが面白半分で挑戦しているのであった。
金魚や熱帯魚を飼っている人々から、「あまりにも残酷。どうにかして下さい」との“通報”が多数入ったという英国王立動物虐待防止協会(The Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals)。彼らは今、こうした行為をした人々に、その行為をただちに止めるよう警告文を送りつけているという。「エンターテインメントのために動物を虐待、あるいは殺すなど決して許されません。さらにそうした写真や映像を公開するなど人として極めて軽率です。動物愛護法に触れる行為であることから厳しく調査していきます」との内容だそうだ。金魚を飲んだわけではないが、その“Neknomination”ゲームではこれまで2人の死者が確認されている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)