FIFAワールドカップ・ブラジル大会では様々な応援グッズやお土産が販売されているが、イングランド代表のクリス・スモーリング選手のマグカップ商品において、とんでもない転写プリントミスがあったことが分かった。
マンチェスター・ユナイテッドFC所属で、このたびのワールドカップ・ブラジル大会ではイングランド代表チームのディフェンダーとして活躍したクリス・スモーリング選手。アフリカン系の24歳である。しかし彼の顔写真の転写プリントで大量に製造され、ブラジルに向けて出荷された(画像はexpress.co.ukのスクリーンショット)はずのお土産用マグカップ2,000個に、なんと米国の第44代大統領バラク・オバマ氏の写真が使用されるというアクシデントが発生していたもようだ。
このカップを製造したのは英国の『Wholesale Clearance』という業者。選手のサインや顔写真、ユニフォーム姿などを利用して、マグカップの他にもいくつかのグッズなどをこしらえたという。同社はその転写プリント作業においてラグビー好きの若者を起用。その人物は「Googleから選手の顔写真を入手するんだけれど、スモーリング選手の名を入力して検索したらこの写真が出てきた」と釈明したそうだ。
「確かに似ている。間違えても責められない」との声もあがっているが、オバマ大統領はスモーリング選手の年齢の2倍を超える52歳である。ちなみに『Wholesale Clearance』は英ドーセット州の会社で、カップ1個700円弱の設定で138万円ほどの売り上げを予測していたというが、この失態が発覚してガクンと値下がり。回収となった残りはセットにして34万円(1つ200円未満)で販売したいもようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)