エンタがビタミン

writer : tora

【エンタがビタミン♪】狩野英孝が2つの番組で意外な才能を発揮。実は“できる”男だった!

イジられキャラとして人気を博している狩野英孝が、バラエティ番組で新たな魅力を見せた。同日に放送された2つの番組で、狩野はこれまでとは違った一面を発揮することができたのだ。

4月11日放送の『笑神様は突然に…祝1周年!!新生活も笑って出発進行!!2時間スペシャル!』において、お笑い芸人の出川哲朗狩野英孝の2人がゴルフに行った時のVTRが公開された。ゴルフ歴の長い出川が初心者の狩野に教えながら、2人は楽しそうな雰囲気でコースを回っていく。そして迎えた最終ホールで(経験者の出川に1打のハンディ付きで)出川 vs 狩野の真剣勝負が行われた。

その模様は女子プロゴルファー・古閑美保さんの解説付きで放送されたのだが、勝負は思わぬ展開となった。はじめのショットでいきなりボールを池に入れてしまった出川に対し、狩野は1打目でグリーン近くに寄せる見事なショットを見せる。その結果、ゴルフ歴10年出川は“初心者”の狩野にあえなく敗北を喫した。2人の対決を厳しい視点で解説した古閑さんだったが、狩野のスイングについて「基本はしっかりしているので(これから上手くなる)可能性がある」と絶賛するコメントを寄せていた。

そして、同日深夜の『有吉ポンコツ隊』でも、狩野は意外な一面を見せてくれた。市川美織(AKB48兼NMB48)、蛭子能収、出川哲朗と共に“ポンコツ隊”のメンバーとして出演した狩野は、ロケでワインについて知るためソムリエへインタビュー取材を行った。『アメトーーク!』の人気企画「出川と狩野」で行われるロケでは、狩野は“愛すべきポンコツ”ぶりを発揮して毎回スタジオを爆笑させている。この日の放送でも、ソムリエがワインの魅力を一通り説明し終えた後に「もう1回(説明してもらっても)いいですか?」と聞き返すなどして、狩野はスタジオの笑いを誘った。

しかし、この日はそれだけでは終わらなかった。狩野は様々な種類のワインを味わっていったが、途中で同じワインを別々の種類と偽って出されるという“ドッキリ”を仕掛けられる。はじめのうちは「酸味の強さが違いますね」と語っていたが、途中で気づき見事“同じワイン”であることを言い当てたのだ。その後も狩野は難しい問題にも正解するなど、ソムリエから「スゴイですね」と驚かれるほどの活躍ぶりだ。普段はワインをあまり飲まないという狩野が難問をクリアしたことを受け、司会の有吉弘行も「(ワインの)味がわかるんだね、それはなかなか(スゴイ)」と驚いていた。

今年1月の『ワイドナショー全国版』で松本人志が「最近、芸人がどんどんツッコミになっていっている」と話し、その影響から“ボケ役”を担う芸人が減ってきていることを指摘していた。そのような状況で、狩野は先輩芸人たちからの“愛のあるイジり”を受ける“ボケ役の芸人”として活躍している。その狩野が2つのバラエティ番組で期待通りのポンコツキャラや出川との抜群のコンビネーションはもちろんのこと、ゴルフとワインを嗜むことができるという意外な一面も垣間見せてくれた。いろんなことに一生懸命に取り組むが最終的には“できない”という狩野の姿もいいが、狩野が“できる”様子を見るのも新鮮であり面白いものであった。

※画像は『狩野英孝オフィシャルブログ』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 TORA)