昨年後半から妻の松本伊代(48)と一緒にテレビ番組へ出演する機会が増えた、ヒロミ(48)。しばらく芸能界から遠ざかり実業家として活躍していたヒロミのタレント活動が増えてきていることで、ネット上には彼が「テレビに出なくなった本当の理由」を探る記事が出回っているようだ。しかし夫妻が出演したテレビ番組の女性視聴者からは、ヒロミを“理想の夫”だとする声がツイッターを中心に多く見られ、彼の芸能界での過去うんぬんよりも妻である松本との日常に関心が寄せられている。
1月4日放送の『有吉ゼミ』“新春2時間半スペシャル!”(日本テレビ系)に出演した、ヒロミ・松本伊代夫妻。番組では夫妻初となる普段の生活に密着したVTRを公開し、敏腕実業家といわれるまでになったヒロミが私生活ではどのような夫なのかが検証されるかたちとなった。
話を聞いていると、2人は几帳面で行動派の夫と天然でのんびりやの妻という組み合わせである。特に松本自身も昔から認めているが、整理整頓が苦手だということだ。この点については何度注意してもすぐに片付けない妻に期待せず、自分から動くことでイライラを解消する道を選んだヒロミ。だが料理は自分が手出しできないので、美味しいものを食べたくなったときは外食すると語っている。結婚して20年、そんなに松本の手料理はひどい出来栄えなのだろうか。
料理のレパートリーが少ないのか、松本が作る朝食のおかずはいつも目玉焼きだという。しかも、ヒロミが好む“固め”の仕上がりで出てくる確率は5割くらい。毎朝のように作っている目玉焼きの簡単な調理のリクエストにさえ、松本は応えられないのだ。それでもヒロミは「5割できれば上々」だと思っている。番組に出演していた離婚カウンセラーは、“欠けている部分ばかりを求めて相手を責める”ことが離婚原因のひとつになるとし、「できない人にできないことを言わない」ヒロミの姿勢は、夫としての懐の深さを感じると感心していた。
VTRを見終わった途端、「ヒロミさん最高です!」と先日入籍したばかりの鈴木奈々(25)は興奮気味に感想を述べた。ツイッター上にも「ヒロミのような人と結婚したい」、「理想の夫婦です」というコメントが多数見受けられる。また芸能界を離れても違う世界で成功し、家族を養っている経済力にも注目が集まっていた。
今回だけではなく昨年夫妻で出演した番組では、松本は家事が不得意で夫の仕事にも全く関心が無く、20年間のほほんと暮らしてきたような作りになっているものが多かった。しかしヒロミの芸能界での仕事が激減した2005年以降、2人の子どもを抱えながら夫を支え続けたのは妻である松本伊代であったことは間違いない。先行きが不安な中で、「何やってるの」、「働かないの?」などとヒロミを責めたことは一度も無いそうだ。夫を信用して好きなことをやらせ、ずっと遠くから彼を見守っていたのだ。昔のように巧みな話術でテレビ番組を盛り上げる夫のヒロミの横で、何を言われても微笑みを浮かべている松本伊代こそ度胸が据わった素晴らしい妻ではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)