2007年に放映がスタートした“人気”リアリティ番組『Keeping Up with the Kardashians』だが、その視聴率はいささか低迷気味。先日はついに今シーズンの最低視聴率をマークしたことが明らかになり、「番組の長期続行は難しいかも」という声まで業界から飛び出している。このピンチを、カーダシアン家の人々はどう乗り切ろうと考えているのか?
ド派手な暮らしぶり、家族のドタバタ騒動などを売りにして高視聴率をたたき出してきたカーダシアン家のリアリティ番組『Keeping Up with the Kardashians』だが、「その人気に陰りが出始めている」と指摘する声が方々からあがっている。芸能情報サイト『Radar Online』によると、先日放映された今シーズンの最新エピソードは視聴率がガタ落ち。番組を視聴した人の数は200万人に達しなかったといい、重要な視聴者層と言われる18歳から49歳の視聴者はそのうちわずか100万人という結果であった。この状況について、業界関係者は以下のようにコメントしている。
「この状況は、カーダシアン家の人々にとって、また彼女たちのリアリティ番組にとって酷い状況ですね。」
ちなみにかつてリアリティスターのケンドラ・ウィルキンソンも、同様に視聴率低迷にあえいだことがある。その結果を振り返り、同業界関係者はこう明かした。
「ケンドラの番組の場合、視聴者数が100万人を切った時点で番組の打ち切りが決まりました。つまりカーダシアン家のリアリティ番組も危機的な状況になってきているということです。」
今シーズンは平均視聴者数250万人とも言われたカーダシアン家のリアリティ番組だが、そろそろ視聴者も「飽きてきた」ということか。最近では一家の息子ロブ・カーダシアンが「あのリアリティ番組なんて今の僕にはどうでもいい」と発言、また夏にはカーダシアン姉妹の異父妹ケンダル・ジェンナーまで「いずれはリアリティ番組をやめる」と発言しており、子供たちにはやる気がみられない。それに加えて一家の要である両親の結婚生活が破たんスレスレと言われていることから、「もう潮時では?」との声が噴出している有りさまだ。このピンチを、絆の強さが自慢の一家は切り抜けることができるだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)