ファミリーもののリアリティ番組も、長くなるといくら家族とはいえ出演者の間にそれなりの軋轢や温度差が生じてくるもの。人気番組の『Keeping Up with the Kardashians』も例外ではなかったようだ。ロブ・カーダシアンにこのほど気になる発言が…。
リアリティ番組『Keeping Up with the Kardashians』について、視聴者は“ココは女性陣で成り立っている。彼女たちが常にかしましくやっていればイイ”と思ってみているところがある。そして出演している本人たちも同じことを感じているのであろう、ロブ・カーダシアン(26)がついに「一緒に撮られるのはもうたくさん! 僕には僕の世界がある」と男の本音を吐露した。
このほど『The Wall Street Journal』誌とのインタビューに応じたロブ。2012年にビジネスをスタートさせた靴下のブランド“Arthur George(アーサー・ジョージ)”について、「アーサーは僕の、そしてジョージは亡き父のミドルネームなんだ。皆さんが見て知っている、あのリアリティ番組の中の僕とは異なる何かを持たなければと感じて始めたこと」と話した。
しかし彼のその思惑は、「優秀な父ロバートのあとを継いで弁護士になるべく南カリフォルニア大学に入学したものの、肝心のロー・スクールに進まず自分探し。その結果ようやく見つけたのがソックスだったってわけ?」とばかり、姉妹の間では笑いものの種にされたこともある。その屈辱を忘れていなかった彼は、今はなんとしてもそのビジネスを成功させたいと必死だ。
「あのリアリティ番組なんて今の僕にはどうでもいい。もともとそんなに乗り気じゃなかったし。もしどうしても僕を撮るというのなら、ビジネスに懸命になっているこの姿を追ってくれとお願いしたいくらいだよ。いつも姉妹と一緒ってのはもうたくさんなんだ。」
派手で華やかな姉たち、ファッションアイコンとなった義妹たちが次々とビジネスを成功させている傍らで、何とも卑屈になっていたロブにようやく覇気が出てきたようだ。人気歌手リタ・オラとの交際発覚と破局だけは大きなトピックスであったが、女系家族のカーダシアン家にあってロブは常に負け犬扱いされ、提供する話題も少ない。もっともそんな姿に「頑張れロブ!」と応援する女の子たちがいたのも事実。ここはひとつロブでスピンオフの番組を…とは望みすぎ!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)