今年の夏、ドラッグ使用を思わせるような顔色の写真とともに激ヤセが報じられてしまった俳優ダニエル・ラドクリフ。ファンをひどく心配させたが、その後は体調、体重ともに元に戻っていた様子だ。

ロンドンで今年7月、頬がこけ、顔色も悪くげっそりと痩せてしまった人気俳優ダニエル・ラドクリフ（24）の姿が激写され、大変な話題になっていた。しかも複数の写真において目つきだけが異様にギラギラしているダンには、ドラッグやアルコールに依存しているようだ、エナジードリンク「レッドブル」を飲み過ぎているのだろう、激しい頭痛に悩んでいるらしいといった様々な憶測が飛び交ったものである。

もっともその時、ダンの代理人はアメリカのメディアに「写真は『The Cripple of Inishmaan』の舞台を終えて帰宅する際に撮られたもので、主演のダンは連日のように長蛇の列をなすファンのサインに応じ、舞台ではギリギリ限界まで体力を消耗している」と説明し、健康不安説は否定していた。

そしてダンの最新写真はこの6日、カナダはトロント国際空港にてキャッチされた。「トロント国際映画祭」で、彼がゲイのビート派詩人アレン・ギンズバーグを熱演したインディペンデント映画の最新作品『Kill Your Darlings（原題）』が10日に上映されるとのこと。上半身はマッチョに鍛えられ、表情には覇気も笑顔もあるダン。顔色についても全く問題はなさそうだ。

映画『Kill Your Darlings』は今年1月には米ユタ州で開催された「サンダンス映画祭」でも上映されたが、ゲイを公表しているジョン・クロキダス監督が指導したというイケメン俳優デイン・デハーン（26）との性的シーンは、一見の価値アリとの高い評価を得ていた。ダンはその後のパーティで「恥ずかしがっているヒマもなくテンポよく撮影された」と苦笑しているが、予想された以上の濃厚なセックスシーンに挑戦し、役者としての新しい境地を開拓したもようだ。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）