「こりん星から来ました。イチゴの馬車に乗ってスタジオまで来ます」。20代半ばになっても頑なに“不思議ちゃん”キャラを守り続けてきた小倉優子も、今年の11月で30歳、1歳を過ぎた男児の母親だ。息子に与える離乳食やおやつは手作りを心がけ、幼児教育にも熱心である。だがその愛する息子に「こりん星」のことで嫌な思いをさせるのではと、彼女は最近真剣に悩んでいるのだ。
9月1日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に顔を揃えたのは、現在活躍中のママタレント3人。お互いの長男が同じ年である、小倉優子と藤本美貴(28)。2人が親しくなったのは、大沢あかね(28)らと開いた“妊婦会”がきっかけだという。そして小倉と藤本それぞれと交流がある先輩ママタレントの千秋(41)を中心に、自身の子育て観を語り合った。
藤本は長男の成長に合わせて徐々に仕事量を増やし、現在は保育園に通わせている。一方の小倉は発育・発達が著しい赤ちゃんから幼児の時期の長男と一緒に過ごしたいからと、今は仕事をセーブしているそうだ。子どもの就寝後に、翌日の食事3食分の下ごしらえやパンを焼いたりおやつを作ったりして、昼間は長男との時間に充てているのだ。
子どもと一緒に公園や児童会館に出かけたり、幼児教室に通い出したりするうちに小倉にある心配事が出てきたという。「こりん星のりんごももか姫」だと言い張っていた自分のことで将来、愛する息子に嫌な思いをさせるのではと彼女は大変気にかけているのだ。
子どもに嘘を付きたくない小倉は、「芸能界って何か無ければ売れない。ママは“こりん星から来た”ってことで、たくさんお仕事を頂いた」と説明するそうだ。たとえ幼くて話の内容が理解できなくても、その場しのぎで誤魔化したりしたくないらしい。
昨年と今年、ママになった芸能人が多かったことに千秋は驚く。そして「芸能人同士のママって、本当に仲良しなの?」とニヤニヤしながら、小倉と藤本を眺めていた。次から次へと登場する新しいママタレントたち。一般人のママ友の世界とは違う、厳しい戦いがそこにはあるのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)