タレントのゆうこりんこと小倉優子は“売り”にしていた『こりん星』キャラを昨年末に終了宣言した。するとそれ以来、ゆうこりんは自分でも“不思議ちゃん”度が急激に減っていることに気づいたというのだ。
「こりん星から来ました。イチゴの馬車に乗ってスタジオまで来ます」などと自らをこりん星の住人と設定して人気を集めた小倉優子も現在26歳となる。
本人もいつまでそのキャラを続けられるか不安も感じていたのだろう、昨年10月のテレビ番組『ホンネの殿堂!!紳助にはわかるまいっ』では、こりん星について「嘘」だと口にしたのだ。これは『こりん星爆破事件』として語りつがれている。
それをきっかけに、年末にはテレビの取材に対して自らこりん星キャラは終了したことを明言し、さらに今年の5月にはテレビ「誰だって波瀾爆笑」でキャラの設定は売れるための手段であると明かしたのである。
8月4日放送のテレビ「DON!」でタレント占い師の島田秀平が出演者の手相を鑑定した時のことだ。
ゲスト出演の國重友美(夫の西村和彦と共演)の手相を見ていると“不思議ちゃん線”(左手薬指と小指の間にある短い2本の線)がくっきりと見える。この線の持ち主は、癒し系で周囲を和ます反面、束縛されるのは嫌なタイプなのだ。
夫の西村和彦は思い当たる節があると言う。妻の國重友美は味噌汁をつぐ時にお気に入りのライン(分量)があり、それが違うと飲む気がなくなるというのだ。國重も、そのラインでなければ「テンションが上がらない」とそれを認めた。
その事実を聞いた司会者の中山秀征(ヒデ)をはじめ共演者は「不思議ちゃん」だと納得していた。すると実はもう1人“不思議ちゃん線”を持つ人物がその中にいると島田秀平が明かしたのだ。
それが小倉優子(ゆうこりん)だった。ところが島田秀平によると以前、ゆうこりんの手相を見たときは「はっきりと2本あった」不思議ちゃん線が、この日の鑑定で見てみると薄くなっているというのだ。
ゆうこりんもそれに気づいており、手のひらを見つめながら小首をかしげていた。「今は1本しかないんですよ」と残念がるゆうこりんに、ヒデが「『こりん星なんてない』と暴露した時から無くなったのでは」と指摘した。
彼があえて「こりん星は本当はあるのか?」と尋ねるとゆうこりんは「ありません」と躊躇無く答えた。さらに、イチゴの馬車で来てるわけではなく「エスティマです」と極めて現実的に返したのだ。
“不思議ちゃん線”が減少して残念そうなゆうこりんではあるが、実際はすでに不思議ちゃんキャラ卒業は完了しているようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)