俳優として映画監督として、また慈善活動家としても努力を続けるベン・アフレック(40)。彼についてまたしてもスマッシュな話題が飛び込んできた。なんと名門大学の新しい名誉教授に任命されるそうだ。
コンゴに関する慈善活動にも以前から情熱を注いできた俳優のベン・アフレック。彼はこのほど世界の極貧国に暮らす14億もの人々に対する思いを込め、「1日たったの1ドル50セントで暮らしてみよう」という『Live Below the Line』の大胆なキャンペーンへのチャレンジを申し出て話題になっている。
そんなベンにまたひとつ素晴らしい話題が登場である。東海岸はロードアイランド州プロビデンスにある名門アイビーリーグのひとつ、ブラウン大学がこのほどそんなベンを芸術学部の名誉教授に任命すると決定。5月26日の第245回卒業式の場でその任命が行われ、ベンのスピーチには高い関心が集まりそうだ。
しかし名門大学の名誉教授の職である。いくらハリウッドで活躍していても無学あるいは教育に無関心な者が選ばれることはあり得ない。ベンの場合は母親のクリス・アンさんがハーバード大学の卒業生で教師。そして本人は、オバマ大統領も最初の2年を過ごしたオクシデンタル大学(カリフォルニア州)と、バーモント大学に通った。そこで中東について学んだことが、昨年公開された彼の力作『アルゴ』に生かされたようだ。
かつてはアルコール依存症と闘った時期もあったが、いつの間にか一流俳優となり、『アルゴ』では制作者および監督としても高く評価され、ゴールデングローブ賞およびアカデミー賞の「作品賞」に輝くという快挙を成し遂げている。また女優の妻ジェニファー・ガーナーと3人の子に囲まれる家庭はすこぶる円満。“輝かしい功績とともに人物としても素晴らしく…”そんな言葉が似合うようになったベンに乾杯したい気持ちでいっぱいである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)