ベン・アフレックとジェニファー・ガーナーの長女が大変な快挙である。アメリカの優秀な親子が夢中になることで知られる、大人気のコンテスト「スペリング・ビー」で優勝したのだ。
今シーズンの賞レースでは、ベン・アフレックがメガホンをとり主役も演じた『アルゴ』が大変な評判を得ており、『英国アカデミー賞』でも監督賞と作品賞などを受賞したばかりだ。しかし彼は『第85回アカデミー賞』の監督賞にはノミネートされておらず、“絶対にオカシイ!”の声が高まっていた。
憤然としているベンと妻のガーナー。しかし夫妻には、本当にうれしいビッグな出来事があったようだ。ギャザーたっぷりのピンクのワンピースが可愛い夫妻の7歳の長女、ヴァイオレットちゃんが306番のゼッケンを胸に出場したのは「スペリング・ビー(Spelling Bee)」というアメリカでも長い歴史を誇るコンテスト。ここで見事な記憶力を発揮し、優勝トロフィーを手にしたのだ。
コンテストはひとりにひとつずつ出された単語のスペルを正確にそらんじるもので、間違えた子はその場で失格となり、ひとり、またひとりと挑戦者が減っていくに従い、単語はどんどん長く難しくなっていく。地区で優勝すれば州大会へ、そこで勝ち進めば全国大会へとコマを進めることになる。
24日にパシフィックパリセーズで行われた大会。コンテストにはベンの母クリス・アン・ボルトさんも同行しており、トロフィーを手にした孫のヴァイオレットちゃんが誇らしくてたまらない様子。この子に難しいスペルを徹底的に叩きこんだのは、小学校の教師であったこのおばあちゃまに違いない。この時代、持つべきものは“お金と時間があって頭の良いおばあちゃま”ということなのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)