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【イタすぎるセレブ達・番外編】 「すばらしい!」 ヒュー・ジャックマン、アン・ハサウェイ、映画「レ・ミゼラブル」来日スペシャルイベントに登場。

世界中で六千万人を超える観客動員数を達成した伝説のミュージカル「レ・ミゼラブル」が初演から27年を経て映画化。公開を記念してヒュー・ジャックマン、アン・ハサウェイ、アマンダ・サイフリッドなどの主要キャストとアカデミー賞監督のトム・フーパー氏、プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュ氏が来日、東京国際フォーラム ホールAで行われたスペシャルイベントに登壇した。

キャメロン・マッキントッシュ氏をして、「パーフェクトなキャスト」と言わしめたヒュー・ジャックマンアン・ハサウェイ、アマンダ・サイフリッド。彼らの登場に満員の会場からは割れんばかりの拍手が幾度も送られた。

冒頭、実は映画が完成したのがつい1週間前だったことを明かしたトム・フーパー監督。その作品を最初に携えて訪れた国が日本であったことを非常に嬉しいと語った。娘を守るために娼婦に身を堕とし、悲劇的な運命を辿るファンテーヌを演じるアン・ハサウェイも「日本の人々からの温かい歓迎に感謝の気持ちでいっぱい」と満面の笑顔を見せた。親日家として知られるジャン・バルジャン役のヒュー・ジャックマンは「ありがとう! こんばんは! わたしは日本に来れて本当に嬉しいです。」と流ちょうな日本語であいさつ。会場からは大きな歓声が上がった。コゼット役のアマンダ・サイフリッドも「自分はヒューのように日本語を話せないけれど、いつか(日本語を)話せるようになりたい。いま人生で最もエキサイティングな瞬間です。」と興奮気味に語った。

この日のイベントでは、ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)、ファンテーヌ(アン・ハサウェイ)、コゼット(アマンダ・サイフリッド)それぞれの独唱を含む3本のダイジェスト映像が大スクリーンに映し出された。ミュージカル映画「レ・ミゼラブル」最大の特長といっても過言ではない「口パク」を一切使用しない、「撮影中に役者が生で歌う」手法の魅力が凝縮されたこの映像に、客席には感動のあまり涙する人もいた。

興奮と熱気に包まれたこの日のホール。終了予定時刻を1時間近くもオーバーするほどの盛り上がりをみせたが、来日ゲスト5名は終始満面の笑みを絶やすことはなかった。途中、アマンダ・サイフリッドをフーパー監督が「(アマンダは)世界一美しい映画スター」と評すると、監督の隣に座っていたアン・ハサウェイが「ちょっと待って。待って。なんですって? (私は?)」とツッコミを入れる場面では会場から笑いと歓声が上がった。

イベントの最後には、いったんステージから下りたゲスト5人が客席に現れるというサプライズも用意されていた。手の届く人、一人一人と固く握手を交わすアン・ハサウェイヒュー・ジャックマンらゲスト5名。集まった2500人の観客たちの興奮が最高潮に達するなか、トリコロールと花吹雪に彩られた会場を後にした。

映画「レ・ミゼラブル」は12月21日(金)より、TOHOシネマズ 日劇他、全国ロードショー。

(TechinsightJapan編集部 村上あい)