エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】“料理はしない”“子どもはいない”草刈民代が選んだ、バレエを踊り続ける結婚生活。

仕事に打ち込んでいる女性が30代で結婚し子どもを望んでいる場合、早く産みたいと思っている方も多いだろう。一方で、子どもをもうけない選択をしている夫婦もいる。元バレリーナで女優の草刈民代(47)も、夫である映画監督の周防正行氏(56)と17年間、夫婦2人で人生を歩んできた。

草刈民代は3年前までバレリーナとして、踊ることに集中する生活を送っていた。その生活は周防氏と結婚してからも、変わらなかったという。結婚後も踊ることに一日のほとんどを使っていた彼女にとって、家事を両立することは難しかったのだ。

11月11日放送の『アシタスイッチ』(TBS系)では、結婚3年目のお笑いコンビ・北陽の虻川美穂子(38)が“働く妻”としての悩みを吐露した。

虻川の夫はイタリア料理店のオーナーシェフである。自宅で食事をすることはほとんど無く夜食を用意する程度で、夫からは「料理はしなくても良い」と言われているらしい。しかし、虻川は周囲の人から「男は美味しい妻の手料理が食べたいもの」と聞かされ信じ込んでいた。本来の彼女は料理が大嫌いなのだが“良き妻”を目指し、連日悪戦苦闘しながら夜食を用意しているそうだ。だが、全く美味しく仕上がらず、もちろん料理のプロである夫からは厳しい批評を受ける。こうやって毎夜、虻川は落ち込んでいるのだ。

草刈はバレエの舞台稽古と毎日の夕飯の用意が両立できず、結婚2年くらいで料理をするのを諦めたという。周防氏も彼女の決めたことには反対しなかったようだ。だが虻川は、世間のいう“理想の妻の姿”に無理やり自分を合わせようとして失敗し、自己嫌悪に陥っている。“嫌々している妻の料理は、夫もうれしくないはずだ”との草刈の意見に、虻川は暗い表情でうなずく。

また、虻川は「母親になっても“笑い”を続けられるのか」と悩み、子どもを産み育てることを迷っていると話す。彼女はお笑い芸人として、今が踏ん張りどころと考えているようだが、“子どもを産まない”決心まではできないでいるのだ。だからといって、仕事と育児の両立も虻川は自信が無いらしい。

草刈の人生はバレエを踊ることが中心であり、全ての力を注いできた。子どもを産むか産まないかの問題には真正面から向き合ったことは無く、気が付いたらその時期が過ぎていたそうだ。だが後悔はしていないと、彼女は晴れ晴れとした表情で語っていた。

「本当にやりたいと思ったことは、やりぬく」という言葉を、草刈から贈られた虻川。仕事か子どもか、どちらも両立するのか。決められるのは、虻川自身だけだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)