「なかなか本格的、良かったよ」と現場での評価は高い中、「どうせ気まぐれだろう」との声も聞こえてくる、パリス・ヒルトンのDJデビュー。しかし本人の意気込みはハンパではなかったようだ。
ハイソな世界に生きる「お嬢様セレブ」の肩書きはどこへ? あのパリス・ヒルトン(31)が、ついにDJデビューを果たしたことを先にこちらでもお伝えしたが、彼女にとってそれは決して気まぐれなどではなく、意外にも真剣な特訓を受けた成果であったことが分かった。
先日、ブラジルのあるポップミュージックフェスティバルにDJとして参加したパリス。彼女のDJテクは予想に反する素晴らしいもので、自身の新曲『Last Night』をも披露して観客を沸かせた。そんなパリスがこのほどイギリスの女性誌『Hello!』とのインタビューで、DJデビューするまでにはそれなりの苦労があったことを語っている。抜粋で少しばかりご紹介してみたい。
■DJデビューに向けての準備は?
「1年くらい前から、毎日6時間から8時間くらいの特訓が続いたわ。夜から始めて翌朝4時頃までね。おまけにブラジルのそのミュージックフェスティバルは、ダンス系よりポップ系だと知ってもう大慌て。あちらに向かうフライトの中はもちろん、とにかくギリギリまでかかってセットを修正したのよ。」
■プロのDJから教わったことは?
「10年くらい前に、“DJ AM(09年8月に他界)”からレコード盤でのスクラッチなんかを教わったわ。それから、ブラック・アイド・ピーズのお抱えとしても有名なDJ Poetからもね。彼からのアドバイスはすごく役立ったわね。」
■恋人のDJアフロジャックとは?
「彼とは昨年世界中のショーを見て回ったんだけれど、本当に素晴らしい経験、勉強になったわ。彼がどんな風にパーティを盛り上げ、お客さんと一体化して行くのかを目の当たりにしたの。」
■“パリス・ヒルトン”ブランドは?
「香水(通算15個め)をもうすぐ発表するのよ。それからインドとブラジルで、私のお店をもう少し増やしたいってことで、ミーティングを済ませて来たところ。ハンドバッグやシューズ、つけまつげも相変わらず頑張っているし、もうかれこれ50店舗は超えたわね。」
忙しすぎて、今は結婚は考えられないというパリス。最後に、自分をたった一言で表現すると?と問われ、「日々めいっぱい頑張っている起業家ってところね」と答えている。彼女の野心はスゴイ。資本金がタップリあるだけに、どの事業も実現はあっという間のことであろう。この発言にはインタビュアーも口あんぐりであった。
「クリスマスまでにフィリピンのビーチにクラブをオープンさせる予定だし、TV番組の制作も何件かあるわね。自分自身の名でホテルも持ちたいし、ナイトクラブやレストランもオープンさせる予定よ。ヒルトン・ファミリーの資産に関しての不動産業も真剣に考えてみたいと思っているの。」
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)