実に6年ぶりであろうか。18日夜、ハリウッドヒルズのとある豪邸で開かれたパーティで、リンジー・ローハンとパリス・ヒルトンがそれは楽しい夜を過ごしたようだ。
一時期、「ハリウッドの超お騒がせ娘」の座を譲り合っていたリンジー・ローハンとパリス・ヒルトン。2人が久しぶりに仲良くパーティを楽しんだ。まだ25歳と遊びたい盛りのリンジーに、31歳になってしまったパリスも決して負けていない。ドンチャン騒ぎは翌朝7時まで続いたというから、大した体力である。
普段のクラブ遊びを自宅で再現しようとする彼女たちのこと、パーティはとにかく大音響の音楽とポールダンスをはやしたてる黄色い声とで、騒々しいこと極まりない。「迷惑です!」との通報が近隣住民からビバリーヒルズ警察署に入り、複数の警察官がパトカー数台に分乗してその豪邸にやって来たのが19日の朝7時。パリス、リンジー、石油王マーヴィン・デイヴィスの遺産相続人の孫ブランドン・デイヴィス(写真の男性)らが、追い立てられるようにぞろぞろと出て来た。この懐かしのメンツ、リンジーの元彼(?)である女性DJ、サマンサ・ロンソン(写真左下)もちょくちょく参加しているとの情報もある。
それにしても、パリス、ブランドン、リンジーという組み合わせはちょっと意外。女優ミーシャ・バートン他多数の女性セレブを弄んで来たブランドンは、パリスの妹ニッキー・ヒルトンと交際していたこともあり完全なるパリス派。2人は「ウマが合う」として何かと行動を共にしてきた。一方のリンジーは、パリスと敵対関係に陥ってしまったあのニコール・リッチーとしばらく親しくやっていたのだ。
ブランドンは酔うとかなり悪質なジョークを放つことで知られているが、そうした事情からパリスと共にリンジーを“あのFirecrotch(股の毛)”などと陰口を叩き、傷つけていた。両者ともに忌々しいその頃の思い出を忘れ去ったとすれば、それは大量の飲酒と(クスリと)睡眠不足がもたらした自然なる忘却ということか。それにパリスは今、DJとして音楽活動に気合いを入れており、リンジーも女優としての再出発に燃えている。大人になったことだし、足を引っ張り合っている場合ではないのだ。
しかし朝7時までとは迷惑千万な話、彼らの生活は朝夜が完全に逆転しているのだろう。ハリウッドヒルズの不動産物件は、豪邸や緑豊かな庭の美しさは当然ながら、景色、治安、静けさなども重要なポイントとなる。こういう若者の住まいがすぐ近くとあっては、週末の度にゲンナリする。不動産業者に妙にお買い得な物件を勧められたら、「パリス・ヒルトンあるいはその友人の家が近いのでは?」と疑ってかかることも大事であろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)