AKB48が音楽番組『ミュージックステーション』に出演し、新曲『真夏のSounds good!』を披露した。ところが、歌の前にある司会のタモリと指原莉乃のトークが時間切れでカットされる事態となったのだ。これまで『Mステ』で映らないことに不満を漏らしていた指原だけに、残念そうだった。
指原莉乃は昨年のAKB選抜総選挙で9位と躍進してメディア選抜入りしたが、AKBがテレビで歌う場面ではなぜか映る頻度が低いのだ。指原は「ほとんど映ったことがない」というが、大げさな表現でもないのが悲しい。
彼女はレギュラーを務める番組『笑っていいとも!』で、司会のタモリに「Mステで映るように言ってください」と直訴したほどだが、ほどなくして5月25日の『ミュージックステーション』にAKBとして出演する機会が訪れたのである。
この日はメンバー22人が『真夏のSounds good!』を歌ったが、指原がカメラで抜かれたのはおそらく3回。そのうち2回は他のメンバーと2人で抜かれて、単独で映った1回も1秒程度だった。それでも指原自体がカメラ目線でアピールするようになったことから、以前よりは目立ったようだ。
バラエティではあれほど活躍しながら、なぜか歌の場面では地味なイメージのある指原。そんな彼女はこの日、辛い出来事が起きていたのだ。
タモリとのトークでAKBメンバーの数人が小さい頃の写真を紹介した時のことだ。大島優子が1歳の頃の写真を紹介したのをはじめ、前田敦子(6歳時)、篠田麻里子(3歳時)、小嶋陽菜(11歳時)そして松井珠理奈(2歳時)と写真を見ながら本人がコメントして盛り上がったところで、CMに入ったのである。この時、CMに入る瞬間に指原が何か言いたげにタモリに目線を向けて苦笑していたのが気になった。
番組のエンディングで竹内由恵アナから感想を求められた高橋みなみが、「指原の写真がカットされちゃって」と口にしたことでその理由が判明した。松井珠理奈に続き、指原の小さい頃の写真も紹介される予定が、時間切れでカットされたのである。
トークでこそ本領発揮できる指原莉乃だけに、この時間切れは痛かった。そんな気持ちを目で訴える指原を見てタモリも笑っていたが、彼もまた“さしこらしさ”を目の当たりにして苦笑していたのだろう。
しかし、そんな指原も前週に『Mステ』にソロ初出演を果たしており、プロフィール紹介では1歳や中学生の頃の写真が紹介されている。23日に発表されたAKB選抜総選挙の投票速報でも4位と躍進している状況だ。世間へのアピールは十分できているので心配はない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)