AKB48の指原莉乃がレギュラーを務めるテレビ『笑っていいとも!』で、別局の音楽番組『Mステ』に出演した際に自分の姿がほとんど映らないと不満を口にした。両番組で司会を務めるタモリがそれを認めると、指原は「(関係者に)言ってくれてもいいのでは」と頼んだのである。
4月より『笑っていいとも!』の月曜日レギュラーへ移動した指原莉乃。オンエア後に出演者とトークした様子が、8日の『笑っていいとも!増刊号』で放送された。
「AKBが“48”人で出演することはあるの?」と尋ねられた指原が、『Mステ(ミュージックステーション)』を例に出して「“48”人で出たことはないと思う」と話した。以前にAKBが90人程度で出演した際には、彼女はバックダンサーだったという。
『Mステ』でずっとAKB48を見てきたタモリが、そんな指原莉乃に「『Mステ』に出ても、こいつ(指原)のカットは無いからね」と感想を語ったのだ。指原も「そうなんですよ、どうしてですかね?」と不満そうに返すと、タモリは「俺は知らない。カット割はしてないから」と反応が冷たい。
そんなタモリの態度に刺激されたのだろうか、指原は「言ってくれればいいじゃないですか!」と訴えたのである。彼女はタモリがカメラリハーサルの時からいることを指摘すると、「その時に『指原のカット、もうちょっと増やしてもいいんじゃないか』と言ってくれれば…」とタモリに迫った。タモリは彼女の直訴を笑って受け流すと、モニタで確認する際に「『今回も1回も映ってない』といつも感じる」とダメ押ししたのである。
するといいともレギュラーの田中裕二も、テレビで見ながら「『今日はさしこは出ていないんだ』と思っているとエンディングで手を振っていた」とやはり指原が目立たないと証言したのだ。
さすがに指原も「華がないのかな?」と意気消沈した。しかし、ソロデビューシングル『それでも好きだよ』に話題が及ぶと気を取り直して「ソロはできるんです」と自信をのぞかせた。
ところが「1節歌ってみろ」とムチャ振りされて彼女がサビの部分を歌ったところ、緊張のあまりまるで素人のようだったのだ。タモリも「やめろ、お前は!」と指原のソロデビューに不安を感じて叫んだほどである。
そんな指原は早速、歌がうまいことで定評のある芸人の渡辺直美から指南を受けた。すると渡辺が歌う『それでも好きだよ』のマネをして指原が歌うと、意外と声が出たことで「モノマネだと歌えるんだ」とようやくタモリも認めていた。
指原莉乃がソロデビューする5月2日の前後で『Mステ』に出演することは間違いないだろう。その時はカット割など気にせずとも存分に映るワケだ。
渡辺麻友がソロデビュー曲『シンクロときめき』を3月2日に『Mステ』で披露した際は、生歌で見事に歌い上げていた。ここは指原莉乃も生歌で勝負して欲しいが、今回の渡辺直美の指南が参考になるか注目したい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)