AKB48の指原莉乃(19)がソロ出演した音楽番組は、共演者が豪華で驚いてしまった。彼女の隣にはゲストで工藤静香が座り、目の前にはMCの黒柳徹子とマツコ・デラックス。最初に緊張しながら登場した指原に、早速マツコから「なんでAKBの中で面白い担当を呼んだの?」と番組スタッフへツッコミが入る。
3月29日放送の『徹子とマツコの音楽時代』では1970年代から現代までの“名曲”の数々を、秘蔵映像と共に振り返った。この番組のゲストとして、5月にソロデビューが決まっている指原が招かれたのだ。
指原と初対面だった黒柳徹子は、彼女と話した印象をこう語った。「あなた(可愛らしい)お顔とお洋服に比べて、お声がアレね…」と口ごもった後に、「ドスが利いている」と苦笑い。黒柳は彼女の声にまず興味を持ったようで、「それはあなたの個性だから」と付け加えていた。
工藤がおニャン子クラブのメンバーとして活躍していた頃は、プロデューサーの秋元康を「アッキー」と呼んでいたそうだ。当時はまだ秋元も20代で、おニャン子クラブのメンバーらからは“優しいお兄さん”のような存在だったのだろう。しかし指原によると今、AKBのメンバーは全員が「秋元先生」と呼び、彼は“怖い”存在なのだという。秋元とは気軽に話ができる間柄ではなく、あくまでも師弟関係のようだ。
また黒柳は指原の喋り出すタイミングが、唐突だと思ったようである。「あなた“イキナリ感”がすごいわね」と驚き、その喋り方が個性になるとまで言い切っていた。指原は緊張していたのか、ちゃんと話さなければと考えすぎて言葉を出すタイミングが掴みきれていなかったか。“ドスの利いた、イキナリ感”を大切にするよう、黒柳とマツコはアドバイスをしていたのだ。
ミスをする度に秋元から、出身地の大分に「帰れ!」と何度も怒られたという指原。その彼女が人気テレビ番組のレギュラーを獲得し、ファッション雑誌の表紙を飾るまでになった。今回ソロの衣装は黒柳から褒めてもらった、濃いピンクのバラを沢山あしらったキュートなミニのワンピースである。これから彼女がどんな活躍を見せてくれるのか、“ドスが利いた、イキナリ感”の指原莉乃に期待したい。
(TechinsightJapan編集部 みやび)