AKB48の第4回選抜総選挙に向けて、メンバー各自のポスターが公表されている。仁藤萌乃もブログでポスター写真を掲載。「選挙ポスターっぽくしたくなかった」と真意を説明した。多数のメンバーの中でいかに目立つかをアピールするポスターが多いが、彼女のように自分らしさを追求するパターンも少なくない。AKBの個性の豊かさが感じられる例だが、仁藤のブログにはファンから様々な声が届いている。
今年も話題となっているAKB48第4回選抜総選挙は、6月6日に日本武道館で開票イベントが行われる。メンバーの政見放送や選挙ポスターも公表された。そんな時期に、仁藤萌乃が『仁藤萌乃オフィシャルブログ』で5月20日に選挙ポスター写真を公開。「選挙ポスターっぽくしたくなくて、こんな感じになりました」とコンセプトを説明したのだ。「キャッチコピーも無し。目立たないかもしれないけど、見つけてね」と彼女はいうが、内容は穏やかで落ち着いた仁藤の印象が表現された良い仕上がりではないだろうか。
仁藤の選挙ポスター、定番の原色は使われておらず『応援してね』的な文言も無い。ただひとつ、彼女は「注目すべきポイントは“MOENO”の文字ね!」とアピールする。なんとそれは彼女が「消しゴムハンコを彫っておしたの! ちゃんと自分でデザインしたよ」とこだわった文字なのである。
ファンからは「萌乃ちゃんらしさが出ててすごく素敵」、「特別な感性を持たれた方ですね!」、「おしゃれ過ぎて萌乃の才能がコワイ」など評価するコメントもあるが、反面では「ブログ見なきゃ気付かなかった」、「あんまり売り出す感じじゃない…」など様々な声が届いた。
AKBファミリーメンバーの中で自分をアピールするには、とにかく個性を出す必要がある。仁藤も自分らしさを押し出すベストな方法として決定したデザインなのだろう。
18日には、『NMB48オフィシャルブログ』で村上文香がやはり総選挙のポスターについて触れている。「選挙ポスター。できるだけシンプルに、むしろ地味に目立たないようにってお願いしました」と彼女は明かしており、その理由を「初心を忘れたくない、自分らしさを忘れたくないって思ったから」と説明しているのだ。
多くの人々はAKBの総選挙ポスターや政見放送を見る機会があれば、やはり現在のメディア選抜のメンバーが目に入ってくるだろう。その次にどのポスターに目が向くかは、こうしたメンバーの個々のアピールが影響してくるのではないか。今回の総選挙の開票イベントはテレビで生中継される予定だが、すでに始まっている選挙戦にも注目してみるとおもしろい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)