女優ハル・ベリー(45)のウェストハリウッドの自宅の庭に昨年7月、3度にわたって侵入を試みたストーカーの男に386日の禁固刑の判決が言い渡された。
交際中の恋人、フランス人俳優のオリヴィエ・マルティネス(46)と婚約し、幸せ一杯のハルだが、昨年夏に悩まされたストーカーにも厳しい判決が下り、ほっとしているに違いない。
ストーカー男はリチャード・フランコ(27)といい、すでに前科があった。フランコは昨年7月初めに2度にわたってハルの自宅の塀を飛び越え庭に侵入し、2回とも警察に通報されたものの逃走。2度目はハルがキッチンにいる時に後ろ30センチ足らずのところに黙って潜んでいて、彼女を恐怖のどん底に陥れた。その後フランコは再度ハルの自宅に赴き、塀を飛び越えて侵入しようとしたところを「3度目の正直」で私設警備チームに見つかり、その場で逮捕されていた。
フランコはストーカー罪を受け入れる引き換えに、不法侵入罪での告発を取り下げることで検察側と同意し、386日間の禁固刑の判決を受けた。彼はすでに193日を刑務所で過ごしているため、残りの刑期は193日となる。刑期を終えた後も5年の保護観察期間を過ごさなければならない他、1年間の心理カウンセリングを受けなければならない。また「接近禁止令」の延長により、ハルへの200ヤード以内の接近が、この先10年間禁止される。
元恋人のモデル、ガブリエル・オーブリー(36)との間にもうけた娘のナーラちゃん(3)だけは、こうした危険な男から絶対に守らなければ、と思っていたに違いないハル。法の裁きが下って、胸をなでおろしていることだろう。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)