2歳の男児が庭で遊んでいる最中に、いつの間にか近づいてきた大型のニシキヘビに巻きつかれるという事件が、29日にオーストラリアで発生した。

男児の叫び声に気がついた母親が駆けつけた先で目撃したのは、上半身をヘビに巻きつかれ、脚を咬まれている男児の姿であった。

幸い母親は隣人の助けを借り、無事に救助することができたものの、男児は脚も含めた体の4箇所をヘビに咬まれていたためすぐに病院に搬送されている。

事件後調査に携わった獣医は、このヘビは毒を持たない大型のニシキヘビの一種であり、男児に接近した理由について餌の対象であるワラビーと間違えたからなのではないかと話している。
（TechinsightJapan編集部　椎名智深）