度重なる浮気で自分を苦しめた若い夫、アシュトン・カッチャー（33）との別れを決意したことを、デミ・ムーア（49）が正式に発表した。カバラ教司祭を前にアシュトンが懺悔し、先週末は妻デミとともに南国に旅行に出かけ、夫婦関係は元の鞘に収まるかと思われたが…。

米芸能誌『Us Weekly』に、代理人を通じて寄せたデミのその声明。2005年9月24日にスタートし、6年ほど続いた2人の結婚生活に終止符を打つというものであった。

“深い悲しみに心は重いままですが、アシュトンと私の6年間の結婚に終わりを告げることを決心しました。女性として、母親として、また妻としての尊厳や私を支えてくれた神聖なる誓いのためにもこのままではいけない、前に進みたいと考えるようになりました。”

理由はやはり、アシュトンの度重なる浮気に対するデミの我慢が限界に達したということであろう。この9月、デミとの結婚記念日の前夜だというのに、アシュトンがサンディエゴでサラ・リールさん（当時22歳）という女性をナンパし、一夜を共にしたと大々的に報じられたことが決定的なきっかけとなったのではないだろうか。

“私や家族にとって今は辛抱の時です。皆さんは、私達と似たような状況にある親しい人にどのように接するでしょうか。どうか私たちのプライバシーをも、同じように重んじて下さるようお願いします。”

アシュトンはデミが初めての妻であったが、デミにとって彼は歌手フレディ・ムーア、俳優ブルース・ウィリスに続く3度目の結婚相手であった。 2人の間に子供はおらず、デミにはウィリスとの間にルーマー（23）、スカウト（20）、タルラ（17）という3人の娘がいる。

ちなみに、先週末のその南国旅行はデミの元の夫ウィリスの好意によるもので、彼は2人を西インド諸島のひとつ、タークス・カイコスに所有する彼の別荘に招いて仲裁にあたったそうだ。だがもつれた夫婦仲を修復するには至らず、デミにとってはひたすらストレスフルな旅行になってしまったという。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）