ジョージ・クルーニー(50)が、友人のブラッド・ピット(47)が「俳優業はあと3年で引退したい」と発言したことについて「まだ彼と共演したい」と引退を引き止める発言をした。
15日、ジョージはロサンゼルスで行われた主演の新作映画『The Descendants(原題)』のプレミアに出席。『E!』ニュースのホスト兼リポーター、ジュリアナ・ランシックに「ブラピがあと3年で俳優を引退したいと言っていますが、これについてどう思いますか?」と問いかけられ、こう答えた。「ブラッドにはまだ引退しないでもらいたいね。また再び彼と共演してみたいからね。」
映画『オーシャンズ』シリーズ3作や、コーエン兄弟監督の『バーン・アフター・リーディング』などで共演した2人。ジョージは撮影現場内外を問わず、悪意のない「いたずら」を仕掛けるのが大好きで、ブラッドはしばしばターゲットになっていたよう。しかしブラッドもそれに対し、かなり手のこんだいたずらの応戦をしていたようである。楽しい共演仲間、また演技者&プロデューサーとして共に切磋琢磨し合える相手として、ジョージは是非、彼の引退宣言を撤回してもらいたいようだ。
しかしジョージは「(ブラッドは)実際にはあと3年では引退しないと思うよ。なぜなら彼のキャリアは現在ピークだしね。引退はありえないだろう。」とも発言。実際、ブラピ自身も「3年後には引退宣言」が世界中でヘッドラインを駆け巡った後、騒ぎが大きくなったことを受けてか、数日後の会見では「3年後と決めたわけではない。」と自らの発言をやんわりと修正している。
それでは、ジョージ自身は引退を考えたことはある?との問いかけには、「僕はいつも(引退を)考えているよ!」と本気とも冗談ともとれないコメントで、煙に巻いた。若いガールフレンドとのデートを繰り返し、シングルを貫く「永遠の独身男」ジョージだが、彼もブラピのように6人もの子持ちになったら、父親業に本腰を入れる必要が出て引退を本気で考えるのかもしれない?
しかし、今回の映画『The Descendants(原題)』で、ジョージの娘役を演じた子役のアマラ・ミラーちゃん(10)が『Us Weekly』誌に語ったところでは、「ジョージは良い父親にはならないと思う」とのことだ。何故かというと、「ジョージは大人でいることを楽しんでいて、子供を持つことが好きそうじゃないから」だそう。子役にここまで見抜かれてしまっては、「色男」ジョージも立つ瀬がないのでは? ちなみに同映画は、ジョージが2人の娘を持ちハワイで暮らす父親を演じている、「家族の意義」がテーマのヒューマンドラマで、オスカーの呼び声も高い話題作である。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)