海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】26歳まで「11歳の顔写真付き免許証」を使わなければいけない男性(英)

26歳になるまで11歳当時の写真をIDとして所有しなければならなくなってしまい、がっかりした気持ちを隠せないのは英バーミンガムに住むチャールズ・ウェイド=パルマーさん(22歳)だ。

英紙『Metro』によると、チャールズさんは16歳の時に仮免許証の申請をした。その際に11歳の時の写真を送付したため、仮免許証には子供のチャールズさんの写真が添付され戻って来た。それから数年間は特に問題はなかったのだが、チャールズさんが18歳になりパブや店でお酒を購入するたび、IDとして仮免許証を見せると、そのあまりにも幼すぎる写真を見て販売を躊躇する人が増えた。

そして今年に入り、ようやく仮免許証から本運転免許証へと切り替えるチャンスが訪れた。22歳で運転免許を取得したチャールズさんは、この時とばかりに11歳の時の写真を更新してもらうために、免許庁であるDVLA(Driver and Vehicle Licensing Agency)にパスポートと同じ顔写真を送った。

ところが、戻って来た免許証を見てチャールズさんは激しく失望した。顔写真には仮免許証の時のままの11歳のチャールズさんの写真が添付されていたのだ。免許証の有効期限は4年であり、2021年まで11歳の顔写真が添付された免許証を保持しなければならないことになり、「バカバカしいですよ」とチャールズさんは呆れている。

「この写真を見て、5歳ぐらいに見えるって言われるんです。そんな写真が添付された仮免許証を4~5年も使っていたことを話したら、たいていの人は驚きますね。」

そもそも、16歳の時に11歳の頃の写真を使うというチャールズさんの行為が疑問なのだが、その愚行は本人も認めている。チャールズさんいわく、パブやクラブなどのスタッフからは大抵別のIDを提示するよう求められ、チャールズさんは図書館カードを見せたこともあるという。

バーやパブでは、子供の写真が添付されている免許証をIDとして見せられても、やはりアルコールを販売する気にはならないようだ。バー勤務をしているエロイーズ・メリーウェザーさん(19歳)は、「本人に見えないから私ならお酒は売りません」と発言している。また、雑貨屋店主のエマー・セリクさん(33歳)は、「もともと幼い顔をしているとは思うけど、偽物に見えるしお酒は売らないね。もし、じっくりと免許証と本人を見比べたら面影があるってことがわかるかも知れないけど、清算時にそこまでわざわざ時間をかけて調べる人はいないと思うよ」と話している。

このニュースを知った人からは「16歳の時に11歳の写真を送る自分が馬鹿なだけ。今更文句を言うのも馬鹿」「私のボーイフレンドにも同じことが起こってたわ」「お金払って更新しているんだから、ちゃんと写真も更新してって文句を言えばいいじゃないか」「私のも変えてくれなくて今でも17歳の時の写真を使っているのよ」「DVLAはいい加減だな」「こういうことが起こるのがイギリス」といった声が寄せられている。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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