これまでもアメリカの警察が放つ珍マグショット、仰天マグショットの話題は多数お届けしてきたが、このたびはまさかの“犬”であった。フロリダ州のメディア『palmbeachpost.com』が伝えている。
大変珍しい犬のマグショットが撮影され、公開されたのはフロリダ州タンパ郊外のターポンスプリングスという町の警察。11日、彼らはメスの犬“ウィロー”を後ろから抱き上げた姿を撮影して公開した。気になる容疑は“逃亡”。「住所・氏名などこちらの問いに答えないため、指紋ならぬ肉球紋を登録し、拘留の手続きを行った」だそうだ。
ターポンスプリングス署の説明によれば、ウィローは街をさまよい歩いているところを警察がパトロール中に発見し、保護ならぬ“連行”したとのこと。一刻も早く飼い主の連絡を待っているため、閲覧数という意味で非常に人気の高いFacebookのマグショットのコーナーを試しに利用してみたという。
その取り組みは大成功。その日の遅くには飼い主が現れて引き取っていった。署員は「ウィローは良い子ですね。これほど拘留に協力的で大人しくしてくれる者はいません」と添えたという。彼らにとっても“容疑者”ウィローと過ごした時間はとても楽しかったようだ。
出典:http://www.palmbeachpost.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)