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【海外発!Breaking News】苦しむハスキー犬、腸から15センチのぬいぐるみを摘出(英)

ひどい下痢と痛みでもがき苦しむハスキー犬。イギリスのある劇場に迷い込んだところを発見され、動物病院で緊急手術が施された。獣医がその腸の中に発見したものは…。

子供の誤飲事故も多々報告されているが、このたびイギリスから飛び込んできたのは犬の異物誤飲である。英メディア『dailymail.co.uk』などが伝えている。

英ケント州東部のカンタベリーにある動物病院の獣医は、2歳のハスキー犬“ラムセズ”の腸の中から出てきた塊に息を呑んだ。「大きな毛玉でも飲み込んだのではないか」とお腹にメスを入れたのだが、出てきたのは6インチ(約15センチ)ものクマのぬいぐるみ。「こんな大きなものを丸ごと飲み込んでしまったなんて信じられません。それも胃ではなく腸に留まっていたのですから、さぞ苦しかったことでしょう」と驚きを隠せない。

獣医によるとラムセズは早急な処置が功を奏し、日に日に元気になっているという。イギリス最大の犬の保護団体「Dogs Trust」の斡旋により新しい里親も決まっており、あとは回復を待つばかりだ。

米ペンシルベニア州レビットタウンの動物緊急治療センターで働くスコット・ジョードリー医師は「犬は驚くようなものを丸飲みにします。エルビスというブルドッグは赤ちゃんのおしゃぶり3つを食し、ある雑種の犬はふくらはぎまである長さのブーツを丸飲みして運ばれてきました」と語る。

行動範囲が広い上、好奇心旺盛で何でも口に入れたがる犬の誤飲事故はあとを絶たないという。犬が大きなものを飲み込んでしまうと、食べたものが食道や胃、腸で詰まってしまい大変危険であり、ラムセズのように腸に詰まった場合は、放置すると腸閉塞などを起こし命に関わることもあるそうだ。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)