ロンドンブーツ1号2号の田村亮が座長を務める『田村亮一座』も今年で9年目を迎える。舞台『極楽プリズン』を目前に座長・田村亮の素顔、相方・田村淳への思い、結婚できないナインティナイン・岡村隆史について今“田村亮”が感じることをテックインサイト編集部に語ってくれた。
■きっかけは鈴木おさむの一言。
―2007年から12公演開催されてきた『田村亮一座』ですが、一座を作られたきっかけを教えて下さい。
亮:ロンドンブーツでコントや舞台に出ることが無くなっていたので、何か舞台でやりたいなという気持ちになっていた時に、鈴木おさむさんに相談したら「亮くんの名前つけてバンと表に立ってやるなら手伝うよ」と言ってもらったのがきっかけです。
―淳さんは舞台を観に来たりしますか?
亮:来ていないです。観に来たら多分緊張すると思いますね。あと「何しに来てん!」と思ってしまいますね(笑)。
―6月の田村亮一座×東京サムライガンズ『TENSAI』から今回の田村亮一座×渋谷ニコルソンズ『極楽プリズン』と大舞台が続きますね。
亮:大変ですけど今まで亮一座7、8年やってきて展開がずっと止まっていたので、これ位やらないと何も変わらないかなと思って。(東京サムライ)ガンズとやって色々な刺激があったので今回木下半太さんにお願いしたら自分が想像していたよりも凄い刺激がきて今、驚いている最中です(笑)。
■心配要因はカラテカ入江と自分自身。
―9年一緒に後輩芸人と舞台を続けてこられましたが、後輩とご自身の成長についてお聞かせ下さい。
亮:入江(カラテカ)と俺は心配要因です。どうやっても入江と俺にしかならん(笑)。
―やってみたい役はありますか?
亮:気が狂った役とかできるのかと言われて想像がつかないのを、おかしな話ですけど(台本を)渡された時どんなことするんやろ? どんだけ出来るのか? 色々なことを悩んで出てくる俺の答えを見てみたいです。
■ポンコツ5人集まって1。
―田村亮一座の魅力はズバリ何でしょうか?
田村:ポンコツが5人集まって何か凄いものではなく、“まあまあやるやん”、“大丈夫?”って心配になるやろうが、5人でどうにか1にしています。
■相方・淳は「世間とはイメージ違う」
―田村淳さんから見た亮さんは「何をやっても許してくれるお兄ちゃん」「亮さん菩薩の手の平で自由にしている」とのことでした。では亮さんから見た淳さんはどんな存在ですか?
亮:チャラくなく意外と真っ直ぐですね。計算高い部分もあるのですがそれを全うしている。世間とは違うイメージで男らしい。(淳が)弟だったらもっとムカついてるはずなんです(笑)。でも離れることのないそんな存在ですね。「何でそんなん言うねん」ってどっかで思っているけど、それよりも先に「らしいな~」が先にきますね、何やってても。それがないと僕は絶対寂しいです。「なんやねん、お前やれや!」「いらんこと言えや。ネットで叩かれること言えや!」って思ったりしますね(笑)。
■淳がやることは「絶対マイナスじゃない」
―それは淳さんを応援しているということでしょうか?
亮:いや、応援ではないです。“いいって。俺がGOを出してあげたい”感じはあります。「それロンドンブーツにとってマイナスって絶対思わないから大丈夫よ」とは言ってあげたいです。結果マイナスやっても絶対そうは思わない自信がある。
■大御所2人の結婚はないと思います!
―結婚ラッシュに沸く芸能界ですが、今田耕司さんとナイナイの岡村隆史さんの結婚はあると思いますか?
亮:今田さんより岡村さんの方が(結婚は)あると思います。うーん。でも両方ないかな。やっぱり両方ないです(笑)。(ふたりとも)理想が高くて子供じみているから。二十歳の大学生、高1の理想がベースにあってそれプラス歳をくって経験もしているので。ベースが元々無理だっていうことに気付いて欲しいです(笑)。
田村亮一座×「劇団」コラボシリーズ第2弾
『極楽プリズン』 田村亮一座×渋谷ニコルソンズ
2015年11月6日(金)から8日(日) 恵比寿・エコー劇場
チケットよしもと予約問合せダイヤル 0570-550-100
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)