自己免疫疾患の一種であるループスと診断された歌姫セレーナ・ゴメス(23)が、2013年に化学療法を受けたと明かした。
2013年の一時期、仕事を休むなどして話題になったセレーナ・ゴメス。オーストラリアなどへのツアーもキャンセルしファンを心配させたが、本人は「もう何年もの間、仕事を最優先させてきました。でもベストの自分になるにはしばらく1人で時間を過ごす必要がある…それが自分にも関係者にもハッキリと分かったのです」と発表。「今が一番ハッピー」などとインスタグラムにも綴っていたが、実は密かに化学療法を受けていたという。
このほど『ビルボード』誌のインタビューを受けたセレーナは、このように話している。
「ループス(全身性エリテマトーデス)と診断され、化学療法を受けたの。休んでいたのはそのせいよ。」
しかし当時、全米メディアは「セレーナは依存症なのではないか」との憶測を報道。連日のようにタブロイド紙がセレーナのネタを取り上げるほど報道が過熱したが、それを振り返りセレーナはこう語っている。
「私は誰にでも親切にしているのに、みんな私を酷く扱うの。私は7歳から働いていて、17歳からユニセフの大使を務めているわ。自分がタブロイド紙のネタになるなんて、本当にガッカリよ。」
ちなみにこの病気にかかると、関節痛や関節の腫れ、筋肉痛や発熱、胸部の痛みや脱毛といった多くの症状が出るとのこと。アメリカ国立衛生研究所によると米国では24万人がこの病気と診断されており、患者は主に若い女性だという。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)