過去に大好きなリアーナが着用した衣装にインスパイアされ、それとソックリの衣装を用意しプロムに出かけた米ボルチモアの高校生アレクシス・カーターさん（16）。しかしその写真がネットで広まったことがキッカケで“サイバーブリー（ネット上のいじめ）”を受けたアレクシスさんは、なんとリアーナ本人による心無い行為でとても傷ついてしまった。

2010年のイベントでリアーナが着用したセクシーなジャンプスーツを気に入り、「私も着てみたい！」とソックリな衣装を用意しプロムに着て行ったアレクシス・カーターさん。腕をあげると袖がコウモリの羽のように見える大胆なデザインではあったものの、これを見た周囲の反応も最初は上々だったという。しかしこの写真がSNSで広まったため、事態は“サイバーブリー”という形の騒動に発展。アレクシスさんは瞬く間に「＃PromBat（プロムのコウモリ）」として嘲笑の対象になってしまった。

ところがこれを知ったリアーナ本人は、アレクシスさんを擁護するどころかなんと参戦。アレクシスさんとコウモリの絵を並べた写真を自身のTwitterにアップし、アレクシスさんの心をさらに傷つけてしまったのだ。これにより大変なショックを受けたアレクシスさんは、米メディアにこう心境を告白している。

「リアーナがこんなことをするなんて、驚きました。彼女は大人なのに私を叩くような行為をするなんて。」
「あの服を選んだのは、私のアイドル（リアーナ）が着ていたからなの。前はリアーナが大好きだった。」

このような状況で写真を見世物にしたリアーナに、今のアレクシスさんはカンカン。「リアーナのCDは全て捨てたわ」とやりきれない思いをにじませ、脱ファン宣言をした。

※2枚目の画像はtwitter.com/rihannaのスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）