「大変気が強い」ともっぱら評判の歌手リアーナ(25)が、英国で開催したショーの最中、ひどく気分を害したようだ。そのときリアーナは躊躇することなくファンを「ボコン」とマイクで一撃。この様子をとらえた動画が早速公開され、大変な話題となっている。
現在『Diamonds World Tour』で世界各地を飛び回っている、人気歌姫リアーナ。そんな彼女が6月17日に英バーミンガムでショーを開催するとあって、現地ファンは大変な盛り上がりようであった。特にリアーナがオーディエンスの間近を歌いながら歩いた際に、ファンは熱狂。「リアーナ!」、「キャ~!」と絶叫しながらリアーナに手を伸ばした。
このとき、一部ファンの興奮はマックス状態。リアーナの服や腕に掴みかかり、これにはリアーナも思わず腹を立てたようだ。この迷惑行為により思うように前に進めないことにも苛立ったのだろう。リアーナはクルリと振り向くなり、「こいつか?」という表情でファンを「ボコン!」。マイクで思いきり殴りつけてしまったのだ。
「Oh My God!!!」
そんな悲鳴も聞こえたが、このリアーナの反撃によりファンが怪我をした、流血したといったニュースは今のところないようだ。
ファンの間近で生パフォーマンス。これほど嬉しくエキサイティングなものはないが、一部ファンが暴走してしまうことはよくある。同じく歌姫ビヨンセ(31)は、ステージに移動する際に髪を引っ張られる、ステージ上でお尻を叩かれるなど、今年に入って何度もトラブルに見舞われた。ファンを喜ばせたいと思う気持ちから「ちょっとでも近くへ!」と望むアーティストも多いと聞くが、ファン側が一線を越えた行為に出るようならばアーティストは警戒感を募らせるばかり。マナーを大事にし、きちんと距離を保つことで、アーティストの善意に応えたいものだ。
それにしても、リアーナの荒れようも、やはり気になる今日この頃。ファンやパパラッチに激高、ついには「警察沙汰に…」などというバッドエンディングが待っていないことを祈るばかりだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)