米国発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【米国発!Breaking News】1500回逮捕された男。「まだ現役」と再び罪を犯して刑務所へ。(ケンタッキー州)

米ケンタッキー州のある刑務所でオツトメ中の64歳のこの男は、「捕まることにかけてはまだ現役」と妙に張り切っている。60代の現在までになんと1500回以上も逮捕されており、今回も再びちょっとした罪を犯して収監された。

マグショットを撮られて檻の中にぶち込まれることは、もはや人生の喜びと化しているのであろう。この男は米ケンタッキー州ファイエット郡の刑務所に収監されているヘンリー・アール(64)。2008年に「1000回も逮捕された」と大きな話題になった。1500回もの逮捕歴を記録した際には、まるでそれが目標であったかのように「やったぞ!」と達成感すら口にしていたが、先月にはひどい酩酊状態でファストフードレストランの前をうろつき、再び逮捕されてまた檻の中に入れられた。

64歳の誕生日ももちろん檻の中であったというが、家族とともにごちそうを囲むべき「感謝祭」に自宅にいたことはここ5年でたったの2回。最初のオツトメは20歳の時の銃刀法違反によるものであったが、その後は公然泥酔や騒乱罪などの軽犯罪を繰り返している。札付きのワルではないというのに、これまでに計6000日、つまり16年ほどの年月を刑務所で送ったことになるという。

収監中だけではない。逮捕されて留置場で過ごしながら裁判所の判決を待つ間にも、この男のために税金が無駄に使われている。そのためアールを見る裁判所や人々の目がいよいよ厳しくなってしまったことを、本人は感じているのであろうか。

こちらの動画は、1000回の逮捕を記録して話題になった2008年にYouTubeに投稿されたものである。悪びれた様子をみじんもみせず、マグショットの撮影に嬉々とした表情で臨むアール。犯罪者にしては珍しく笑顔の写真すらある。自分を今は亡きソウル界の大御所に似ていると信じ込んでおり、自らをジェームス・ブラウン”と名乗る図々しさも人々の苦笑を買っている。

※画像はYouTubeのスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)