アイスランド北部にある漁港の町で今、人々が「UFOがやって来た!?」と大騒ぎしている。これまでにもUFOの映像は多数見てきた我々だが、今回はいつもとはちょっと違う。空をフラフラと横切るのではなく、その町に“着地”しているのであった。

イギリスから北西に1000kmほど離れた島国アイスランド北部の、アークレイリという港町。エイヤ・フィヨルドをはさんで対岸には冠雪の美しい山々を臨み、首都レイキャヴィークに次ぐ大きな都市とはいえ人口は2万人に満たない。そこに暮らす人々は今、UFO（未確認飛行物体）がやってきて町中に潜んでいる可能性があるというニュースに沸き立っている。歩いていればバッタリと宇宙人と遭遇することもあるのではないかとドキドキなのだ。

さる9月29日の日没時、UFOと思しきまばゆい物体が上空からゆっくりと舞い降り、アークレイリの町中にふと消えるまでを捉えた43秒間の映像がこのほどYouTubeにて公開され、イギリスの大手メディアも大変大きく取り上げている。投稿者は「UFODI（旧：UFODisclosureireland）」。かねてから数々のUFO映像をYouTubeにて紹介しており、メディアばかりかUFO好きにはたまらない情報提供者といえよう。

その強い光は隕石を思わせるが、舞い降りるスピードはあまりにも遅く、手前を自動車が普通の速度で走っていることからスローで再生という作為的な行為があったとは思えない。またUFO着地の瞬間にまったく衝撃が生じていないことから、やはり隕石とは考えられない。“彼ら”は今、一体どこにいて何をしているのであろうか、人々はひたすら想像力を膨らませている。

（TechinsightJapan編集部　Joy横手）