“超人気アイドル”としての地位にいくぶん陰りが見え始めているマイリー・サイラス（19）に、執拗な嫌がらせをするアンチが存在するようだ。このたびマイリーのTwitterに悪質メッセージを送り続けた人物に対し、マイリー本人が反論するに至っている。

マイリー・サイラスほどの人気者にも、当然アンチはいる。若くしてショービズの世界で大成功。すでに大変な額の財産を手に入れている上、美人で人気者のマイリーにはイケメン俳優の恋人までいるのだ。「ちょっと悔しい！」という妬みにとどまらず、逆恨みまでするアンチが多数いたとしても不思議ではない。

だがどのような事情があるにせよ、面識すらないマイリーに匿名で罵詈雑言のメッセージを送りつけるアンチが出始めたのは異常事態以外の何ものでもない。

「マイリーの服装は貧乏人みたい。」
「マイリーはおぞましい。」

そんな嫌がらせメッセージをマイリーのTwitterに匿名で送りつけるアンチが登場したのだが、そんなメッセージのほとんどを削除していたマイリーも「死ね」というメッセージばかりは無視できなかったようだ。日曜日のこと、マイリーはついに次のようにツイートバックしてみせた。

「人を憎むよりマシなこと、あなたには無いわけ？　それって、私まで悲しくなるわ。」
「私は愛情に包まれているの。あなたがそんなに苦々しい気分になることが起きているなんて、気の毒よ。」

結構オトナな対応をしているマイリーだが、やはりこの言葉だけは我慢できなかったのだろう。「私に死ねなんて言う人を許すつもりはないわ。」とも加えている。

このような物騒な言葉を含むメッセージが堂々と送信できてしまうTwitterに対しても、マイリーは不信感を募らせている。

「Twitterも、ある程度は責任を負うべきだと思うの。（このサイトを）安全な環境にするべきだわ。」

ファンとセレブがつながることのできる大変有難いツールではあるが、確かに嫌がらせメッセージなどの被害は頻繁に報告されている。つい先日はレディー・ガガをうっかり非難したがためにケリー・オズボーン（27）がTwitterで罵倒されるという事件も起こったばかり。いっそのことアカウントを削除するという手もあるのだろうが、セレブの多くはTwitterにどっぷりハマっているようだ。

匿名での嫌がらせメッセージとは言え、専門家が確認すれば発信先も簡単に特定できるはずだ。顔が見えないという安心感から他人に酷い言葉を言ってのけるのは、卑怯で卑劣な脅し行為に過ぎない。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）