エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「ブサイクは頑張らないとダメなんだ。」ユッキーナを振り向かせた、フジモンの涙ぐましい努力。

2010年8月に結婚した、お笑い芸人の藤本敏史(FUJIWARA)とタレントの木下優樹菜。最初は全く藤本に興味が無かったという木下の心を、どうやって彼は振り向かせたのか。

最初にふたりが番組で共演したとき、実は木下には付き合っている男性がいた。だが交際が上手くいっていなかった彼女は悩みを藤本に相談していた。そんなときどんな遅い時間に呼び出しても、藤本は嫌な顔をせず木下のもとに駆けつけてくれた。

木下は(当時の彼氏に対する)不平不満を思いっきり吐き出して、スッキリしたら「バイバイ!」と言って帰っていたという。

ところが藤本の芸人仲間から「彼(藤本)が自分に好意をもっているらしい。」と聞いた木下は電話で直接、本人に確認した。すると「好きかもしれん。」と藤本に告白された。「私は全く恋愛感情が無かったので、彼の気持ちに応えられない。」と彼女はその後、一切藤本と連絡を取り合うことを拒んだという。

すると木下の親しいヘアメイクアーティストのもとに、藤本が頻繁に木下のことで相談してくるようになったと知らされた。「昨日も夜中の3時に呼び出されて、藤本さんから泣きながらユッキーナへの思いを聞かされた。」と言われると、「そんなに自分のことが、好きなのか。」と彼が気になる存在になりつつあった。

そして12月の彼女の誕生日。藤本は「お誕生日、おめでとう。」と書かれた横断幕を自ら手配し、木下のマンション前の柵に飾って見せた。それを見たとき呆れながらも、自分をこんなに好きでいてくれる藤本に彼女も好意を抱くようになった。それから正式にふたりは、交際をスタートさせる。

結婚するまで藤本は数々のドラマのようにロマンチックな演出をして、木下を喜ばせた。なぜ、そこまでするのか―と彼女が聞くと、「自分のようなブサイクは、頑張らないとダメなんだ。」との答えが返ってきた。
そこまで愛されている木下。彼の気持ちに甘えて我がまま放題の妻になっているのか―と思うが正反対である。料理など家事全般は得意で、家計管理も彼女が受け持つ。夫のだらしない面は、自分がフォローするのが役目―とまで考えている素晴らしい奥様である。

4月8日放送『はなまるマーケット』(TBS系)のはなまるカフェのコーナーで、木下優樹菜は最後にこう語った。「私は今まで好きな男性の好みに合わせようとして、とても苦しかった。でも(藤本は)気を遣わなくて良いし、毎日が楽しい。それだけで十分、幸せです。」この言葉を聞いた藤本は、心から嬉しかったであろう。
(TechinsightJapan編集部 みやび)