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writer : maki

『お水出ます』の貼り紙も。被災地・福島のFM局が紹介。被災地で広がる被災者の助け合い。

東日本大震災発生から3日目となる3月14日朝の様子が現地・福島の「ふくしま FM」から伝えられた。

TOKYO FMが3月14日特別編成番組を放送。午前6時30分頃に被災地のFM局「ふくしま FM」の中村哲郎アナウンサーに様子を尋ねた。
中村アナによると局の入り口あたりも隆起しており、「夜が明けて朝それを見ると改めて被災を痛感する」と語った。
またFM局では水道が復旧しているが被災地ではまだ断水のところも多く、「給水の長蛇の列に並ぶのが大変だった」とのメッセージも届いていると紹介した。
しかし中村アナは続けて「水道が出るようになった民家が『お水出ます』と案内を貼ったりする動きもあります」と被災者同士が助け合う状況を報告した。
さらに「シャンプーを無料で配る美容院。お風呂を無料で開放する温泉施設なども出てきている」という。

これまでも未曾有の大地震の中でパニックにならずに行動する被災者の様子は、世界中から『奇跡』と注目されている。
今回の中村哲郎アナの報告を聞いて、被災者同士が助け合う実態を改めて知り、同じ日本国民として深い尊敬の念を抱いた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)