writer : tinsight-yokote2

【巨大地震・盛岡から】その8 断水時、こんなアイデアも。

今回の「東北太平洋沖大地震」について、盛岡より記事を書いております。記者の暮らす地域は幸い断水はなかったのですが、マンションのため給水タンクのポンプが止まってしまいました。「計画停電」に由来する一時的な断水から、数日間以上続く深刻な断水まで、そんな時に役立つあるアイデアをご紹介したいと思います。

先に、この「計画停電」にいかにキレイな水を蓄え、体の熱を逃さずに寒さに耐えるかというアイデアをご紹介しました。こちらでは、水は給水車頼みという状態に陥った際、“洗い物で水を無駄にしない” ラクな方法をひとつご紹介したいと思います。

ラクをすると言うと、つい思い浮かぶのが紙皿や紙コップでしょうが、家族の人数によっては大量のゴミとなります。実は燃料不足につき、盛岡ではゴミの収集が16日を以て当面ストップと発表されたばかり。ゴミは出来るだけ増やさないに限ると痛感しています。

それに替わり「食品用ラップ」、「ウェットティッシュ」がかなり重宝しました。食器の底にラップを敷いて、食器を汚さないようにするのです。また使い終わったスプーンやフォーク、箸、コップや湯飲みはウェットティッシュでさっと拭きます。洗い物を増やさない=紙皿・紙コップではなく、ゴミを増やさないことも大事になります。

なお、「計画停電」は東北電力管内でも行われる予定です。まだまだ寒い東北ですが、もう何日も停電、断水したままの避難所で不安な日々を過ごしている方たちのこと、沿岸部の惨状を思えば、3時間くらい協力して行かなければと思っています。
(TechinsightJapan編集部 古瀬悦子)