俳優のヒュー・グラント(50)が22日の夜、呼吸困難などを訴え英ロンドンの病院の救急外来を訪れた。幸いにも大事には至らなかったが、その際のスターらしからぬ謙虚な態度が明らかになった。
英サン紙などによるとグラントは、めまい、呼吸困難、失神感覚などの症状を訴えたが、「救急隊員の時間を無駄にしたくないから」との理由で救急車を呼ばず、自らチェルシー・アンド・ウェストミンスター病院の救急外来窓口を訪れたという。
しかし救急外来というのは、病状が一刻を争う緊急状態でない限り、えてして待たされるのが常。そこで、グラントはスターであるにもかかわらず、待合室で何時間も大騒ぎせずに順番を待ったという。関係者は「彼が大スターだなんて、考えもしなかった。」と語っている。
その後診察を受けたグラントは、特に大事には至らず自宅に帰され、療養しているとのことだ。代理人からのコメントはない。
あくまで憶測だが、症状から見て取るにもしかしたら今回の病院行きは、07年公開の映画『ラブソングができるまで』撮影中に診断されたグラントの持病、パニック障害が原因では?とも思える。
最近またシングルになった女優レネー・ゼルウィガー(41)が「体重を増やさなくてもいい」との条件付きで、出演に合意したと伝えられる映画『ブリジット・ジョーンズの日記3』の制作が間もなく始動するという噂があるが、もちろん主要キャストの一人であるグラントも出演が予想されている。映画のクランクインまでには体調をよく整えてほしい。お大事に!
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)