アマゾンのキンドルとアップルのiPadの登場でにわかに活気づく電子書籍市場であるが、これまで主にパソコン向けの電子ブックや情報商材などの著作権保護システムとして普及していたアイドックのKeyringPDFが、今般、電子書籍向けの開発キットの提供を開始した。
「KeyringPDF/SDK version 2.0」は、PDF形式の電子コンテンツ(書籍、コミック、小説、雑誌、新聞など)の二次利用や再配布を防止するSaaS型DRMソリューション「KeyringPDF」を、あらゆる電子端末に組み込むための開発キットである。通信機能やPDF閲覧機能を持たない電子端末でもKeyringPDF形式の電子書籍を閲覧することができるようになる。
アイドックの「KeyringPDF」は、2004年のサービス開始から6年以上市場での実績があり、電子書籍販売サイト、大手出版社、教材会社など70社以上で採用された結果、15万点以上のコンテンツが流通している。「KeyringPDF/SDK」を用いて「KeyringPDF」を電子端末に搭載することで、70社以上から販売されている15万点以上の電子書籍コンテンツを読むことができるようになる。
しばらくは規格の混迷が続きそうな電子書籍であるが、伝統と実績あるKeyringPDFが今回、簡単に導入できるようになったことで、電子ブック出版の敷居が低くなったと言えそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)
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http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=53430