22日夜、ロンドンのレストランで一流セレブをゲストに開かれたディナー・パーティ。そこから出てきた俳優ジュード・ロウ（36）が、28歳の女性カメラマンの顔面を叩いてしまった。たまたま彼女に腕がぶつかってしまった、いわばアクシデントだとロウは主張しているが…。

“ものすごい痛みがいきなり顔に走りました。バシンと…。本当にまだ痛い。一応謝ってはくれましたが、ひどい行為です” 、と語るのは28歳の女性カメラマン、ハーシャ・ゴーパルさん。

22日夜、ロンドン・メイフェアのレストラン「Automat」で、他にもレオナルド・ディカプリオやJay-Zといった一流セレブをゲストに、映画監督クリストファー・ノラン氏主催のディナー・パーティが開かれた。深夜1時頃、店を出てきたロウにゴーパルさんがカメラを向けた途端、大きな振りで飛びかかってきたのだという。

だが、ロウの弁護士であるグラハム・シアーさんは、ゴーパルさんの主張を認めていない。「ただのアクシデントです。彼はカメラのフラッシュを浴びて目がくらんだ状態、顔を手で覆うために腕を上げたら、たまたま至近距離にいた人間とぶつかってしまったということです。」

ゴーパルさんはこの釈明に腹を立て、法的措置に訴える構えを見せている。周囲にはカメラマンが多数取り巻いており、いかにも虫の居所が悪かったと思われるロウの表情が、この通りしっかり捉えられていることが後押ししているようだ。

ロウのこうした悶着は今回が初めてではない。ロンドン北西部、マイダ・ベールの自宅付近で2007年、やはりカメラマンに執拗な暴行を加えたとして逮捕されている。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）