イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・リスペクト編】アンジェリーナ・ジョリー、国連親善大使としてイラクを訪問。

“難民を救う手伝いがしたい” と国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)にアンジェリーナ・ジョリーが連絡してから、すでに8年が過ぎる。国連親善大使として難民保護活動に取り組み、高額の寄付を続けるアンジーであるが、トレードマークのUNHCRと書かれた青いキャップをかぶり、今再びイラクの地を訪れているようだ。

UNHCRの難民救済活動家として、2007年8月、2008年2月に続き、3度目のイラク訪問となるアンジー、自分の目で確かめ、改善が見られているかを肌で感じたいとしてのイラク入りであった。

2006年以降、住むところも失い、行くところもなくさ迷っているイラク人難民は160万人。彼らをどうにか救いたいとアンジーは考えており、バグダッドでは23日、当座ではあるが仮設住居に落ち着くことが出来た家庭を訪問して歩いた。アンジーは視察後の感想をこのように国連事務局に報告している。

「難民キャンプの様子はやはり悲惨ですが、自分の出身地に安全な場所を求めて戻ることが出来たという人もおり、現場の状況は改善されているように見受けられます。とは言え、難民が住居を確保するためには、もっとたくさんの支援が必要です。」

あまり知られていないが、アンジーはこうした訪問活動や国連会議に出席するための交通費、宿泊費用他、スタッフの分をも含め、すべての経費を自己負担しているという。

パートナーのブラッド・ピットとともに慈善団体「ジョリー・ピット財団」を設立し、自分たちが一生かかっても使い切れない多すぎる収入を、世界の飢餓や貧困に苦しむ人々に分け与えるよう心がけているのだ。

昨日は、米カリフォルニア州のセレブ知事、アーノルド・シュワルツネッガーが、ナイフ片手に予算削減への協力を訴える動画を公開し、波紋を呼んでいるというニュースをお伝えした。ハリウッド・スターも心掛けは実に様々のようである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)