writer : ac
ブラジル北東部サルヴァドールで5月1日に誕生した双子の男児ベルナルド君(左)と兄ラファエル君。ベルナルド君が卵膜と羊水に包まれた“被膜児”だった
ジャクリーンさんのお腹から出てきた瞬間のベルナルド君。まるで黄みを帯びた卵型のカプセルに入っているようでなんとも神秘的である
写真家レナータ・カサーリさんが捉えたベルナルド君。卵膜の中で目をつぶり苦虫を噛み潰したような表情、黒い髪などがはっきりと写し出されている
卵膜の中で体を丸めているベルナルド君。サルヴァドール市で赤ちゃん誕生の瞬間を撮影して9年になるというレナータさんは「卵膜の中まではっきり見えて美しい」と絶賛
医師は卵膜に包まれた赤ちゃんを取り出した後、医療用ピンセットや指などで薄い膜に小さな切り込みを入れて破水させる。体重3500グラム、身長45センチで誕生したベルナルド君
14年かけてやっと妊娠、出産し嬉しそうなジャクリーンさんとパートナーのダルランさん。双子のベルナルド君(左)とラファエル君は人工授精による不妊治療で授かった