writer : ac
頭が2つある珍しい子牛が生まれたアメリカの畜産農家。子牛の体は小さかったものの、頭が引っかかり難産だった。写真は別の子牛の子育てをする母牛
最初は子牛の両前肢にチェーンをひっかけ、母牛の陣痛に合わせて手で引っ張ったものの、それだけでは十分でなく、助産ジャッキを使用して男性2人で子牛を引っ張り出した。体に比べ、頭部が異様に大きかった子牛
経験豊富なレスリー・ヒューンウィルさんも初めて見たという双頭の子牛。レスリーさんは頭が2つあるとは想像もしておらず、子牛は難産の末に晩出されたものの死産だった
本来は発育初期の段階で1つの胚が2つに分離して一卵性の双子になるが、分離が完了することがなく双頭になるという。重複奇形は非常に珍しく、レスリーさんも最初は信じられなかったという