writer : ac
米フロリダ州クリスマスにある約6.7平方キロメートル(1650エーカー)の人工湿地「オーランド・ウェットランズ・パーク(Orlando Wetlands Park)」では、アリゲーター(ワニ)の姿が時折見られる
バーバラさんがパークを去ろうと準備をしていた時、背後で水しぶきが上がる音が聞こえて振り向くと、大きなワニが小さなワニを口にくわえていた
大きなワニは頭を上げて大きく振り、口にくわえた小さなワニをまるでムチのようにしならせた。そして少なくとも3度、小さなワニを地面に叩きつけ、首の骨をへし折ったそうだ
湿地帯から半分体を出した大きなワニは、小さなワニを容赦なく残酷に攻撃しつつも、近くでカメラを構え、35枚もの写真を撮ったバーバラさんをじっと見つめていたという
バーバラさんが撮った最後の写真。小さなワニの体が3つに畳まれ、まるでアルファベットの「S」のようになっているのが分かる。何度も叩きつけることで骨が折れ、空気を抜いたかのように獲物を小さくすることで飲み込みやすくなるという