writer : ac
2007年、46歳の時に右耳のそばに小さな吹き出物ができたティムさん。16年かけてそれはスイカ大の腫瘍になり、普通の生活ができなくなったという(『TLC Instagram「Tim’s facial tumor has been growing for nearly 20 years」』より)
手術前のティムさん。重い腫瘍に引っ張られて顔が歪んでしまい、慢性の頭痛に悩まされた。また動きによっては顔が引き裂かれるように感じたり、眠れない夜を過ごすこともあったという(『TLC Instagram「Tim’s facial tumor has been growing for nearly 20 years」』より)
吹き出物ができてから8年後、2015年のティムさん。腫瘍はテニスボールほどに大きくなっているが、健康保険に入っておらず、お金もなくそのまま放置した(『TLC Instagram「Tim’s facial tumor has been growing for nearly 20 years」』より)
カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点に活躍する頭頸部がんの専門家、ライアン・オズボーン医師の診察を受けるティムさん。最後の希望を託した(『TLC Instagram「“Can I bring it home with me?”」』より)
5時間近くに及んだ手術のビフォーアフター。顔から首にかけての腫瘍約2.5キロが切除され、形成手術が行われた(『TLC Instagram「After 16 years, Tim is clean shaven and tumor-free!」』より)
術後は麻痺もなく、慢性的な頭痛がピタリと止んだというティムさん。腫瘍ががん化している可能性もあったが、幸運なことに耳下腺腫瘍のなかでも良性の「多形腺腫」だったという(『TLC Instagram「After 16 years, Tim is clean shaven and tumor-free!」』より)
ライアン・オズボーン医師の手術を受けたドイツの30歳の女性。首の後ろにできたしこりが、20年以上をかけてまるでマントをぶら下げているかのように成長していた(『TLC Instagram「Alexandra’s tumor has been growing for over a decade」』より)
ライアン・オズボーン医師の手術を受けたトリニダード・トバゴの42歳女性。手術後に「人生は100%良くなったし、自分がとても美しいと感じることができる」と笑顔で語っていた(『TLC Facebook「Tumors Before and After | Take My Tumor」』より)
印ラージャスターン州の公立病院で2023年に手術を受けた39歳の男性。後頭部に24歳の時から腫瘍ができ、「間葉系腫瘍」と診断されていた(『The Sun 「DOUBLE HEADER Man with ‘two heads’ for 15 years has tumour size of a melon removed after it ‘damaged his skull’」(Credit: Jam Press/Rare Shot News)』より)
印パンジャーブ州で小さな雑貨店を経営する男性。「神経線維腫症1型」を患っており、家族や村人の支えで偏見や差別を乗り越えてきたという(『New York Post 「My face is melting off due to a rare disease」(Jam Press/Rare Shot News)』より)