ホーコン王太子は国連開発計画の国際親善大使として、3日間にわたるジャマイカへの公式訪問を開始していた。王太子は現地でノルウェー国立放送『NRK』のインタビューに応じ、マリウスの逮捕について次のようにコメントした。
「マリウスは重大な告発に直面しており、警察と司法がそれに対処するでしょう。私は、彼らが良い仕事をすることを確信しています。」
「私たちは家族や親としてマリウスが助けを得ることを望んでおり、彼がより多くの助けを得られるよう、長い間努力してきました。これが私たちの最優先事項です。法制度によって確立された枠組みの中で行わなければならないのです。」
そして王太子は、マリウスが逮捕されたことで困難な時期を過ごしているであろう妻メッテ=マリット王太子妃を気遣い、「今日は妻と自宅で一緒に過ごしたかった。彼女が恋しい」と述べた。
メッテ=マリット王太子妃は、慢性肺疾患による薬の副作用で体調を崩した後、徐々に王室公務に復帰している。現地時間17日夕刻には、オスロで開催されたレコードレーベル「Kirkelig Kulturverksted」の創立50周年記念コンサートに出席した。
マリウスが7日間拘留されることで、彼の弁護士オイヴィン・ブライトリン氏はこれを不服として控訴する予定だと発表した。
オイヴィン氏は『NRK』への声明で、警察がマリウスを2週間勾留するよう求めたが、裁判官が却下したことに触れ、控訴について「我々には有望な見込みがある」と述べた。
画像は『Det Norske Kongehuset Instagram「Gratulerer med dagen, Kronprins Haakon!」「Kirkelig Kulturverksted er kalt Norges viktigste uavhengige plateselskap,」』『NRK Nyheter Instagram「Marius Borg Høiby må sitte i varetekt i en uke.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)