カメラに向かって次のように語りかけた。
「レスリー、本当にごめんなさい。僕たちは遅れてしまった。彼らは熱中しすぎて、あなたが近くにいるとは思いませんでした。ただ挨拶をしたかっただけです。」
画面には「ウィリアム皇太子が、遅刻の絶妙な言い訳をしてくれる」と言葉が添えられた。
ケンジントン宮殿は公式TikTokアカウントを開設していないため、ウィリアム皇太子がTikTokに登場するのは初めてだった。
そのこともあり、サマンサさんの動画が公開されると、コメント欄は感激の声で埋め尽くされた。
「素晴らしい。未来の国王は、本当に気さくで話しやすい人なんだ。」
「レクチャーに遅れることを王族に恩赦されるなんて、なんて素敵なのかしら。」
「あなたはなんてラッキーなの。ウィリアム皇太子は最高だわ!」
「地球上で最もクールで謙虚で、純粋なプリンス。彼が本当に好きです!」
また、あるフォロワーが「その言い訳で許してもらえたの?」と尋ねると、サマンサさんは「もちろんよ」と答えており、皇太子と動画を撮影したことについて「予想外の出来事で驚いたし、一生に一度の機会だった」とコメントした。
サマンサさんは米メディア『People.com』の取材を受け、ウィリアム皇太子との交流について、このような感想を述べた。
「彼は、私たちの興味や将来の計画に深い関心を示してくれました。正直言って、最高にポジティブな雰囲気を与えてくれたし、とても優しい人物だと思います。ホームレス支援の重要性を広めるための計画についても、時間を割いて話してくれました。」
この日、ウィリアム皇太子はキャンパス内のバーチャル・プロダクション・スタジオを見学時に、特殊効果の撮影用に用意されたオートバイにまたがる機会があった。
若い頃にバイクが大好きだった皇太子は、かつての情熱が戻ったようで、「バイクに乗れるなら、どんな言い訳でもするよ!」と興奮気味に話していた。
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画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「A brilliant afternoon at Fistral Beach meeting some of the people dedicated to keeping our shores safe this summer」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)